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第1章 C型肝炎とはどんな病気か

C型肝炎の自然経過
 C型慢性肝炎1)はC型肝炎ウイルス2)の感染により肝臓が持続的に障害される病気です。C型肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎を発症します。肝炎の程度が軽ければ自覚症状もなく、医療機関を受診せず病気と判らない場合もあります(不顕性感染)。急性肝炎では20~40%の患者さんは自然治癒しますが、60~80%の患者さんではC型肝炎ウイルスの感染が持続し、慢性肝炎に進行します。
 ほとんどの場合、慢性肝炎は特別な自覚症状はなく健康な方と全く変わらない生活が送れますが、自然に治癒することはなく、平均20~25年で肝硬変3)へ進展します。肝硬変へ進展するとさまざまな症状(こむら返り、黄疸、腹水、食道・胃静脈瘤など)が出現します。一番問題なのは、肝硬変まで病気が進むと、年間7%という高い確率で肝がん4)が発症することです。C型肝炎と肝がん4)は、たばこと肺がんよりもはるかに密接な関連があります。C型慢性肝炎の治療の目標は肝硬変・肝癌への進行を阻止することです。

最終更新日:2011年09月02日

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