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整形外科

科の概要

整形外科の臨床研修では、幅広い整形外科疾患に対する診断力、保存的治療、手術治療の基本を習得する。禁煙、高齢化社会が進むにつれて、骨粗鬆症性骨折や、脊椎、関節の変性疾患に対して機能再建を行い、早期の社会復帰を目標とする。
当科では日本整形外科学会専門医4名が常勤している。それぞれ脊椎、肩関節、膝関節、手の外科を専門とする。平成20年の外来患者は1日平均75 人、入院患者平均37人、手術件数は734例であった。手術の内訳は、骨折や脱臼の手術の他に、マイクロサージャリーを用いた脊椎外科と手の外科手術、肩関節鏡視下手術、人工関節置換術が主体である。
これらの整形外科診療を通じて、研修医は機能再建の重要性、最小侵襲手術の考え方と実際、患者が社会復帰する過程を学んでいく。

研修内容

外来

  • 整形外科疾患の基本的知識の習得
  • 問診と診察手順の習得
  • 骨折、脱臼の整復、ギプス固定の技術の習得
  • 膝、肩関節への関節注射の技術習得

検査

  • レントゲン、CT、MRIなどの画像診断力の習得
  • 関節造影、脊髄造影検査の研修

手術

  • 小手術、骨折手術の術者、第一助手
  • 膝、肩関節の関節鏡手術の基本的手技の習得
  • 脊椎手術、人工関節手術の第一、第二助手
  • 術後リハビリテーションの理論と実践

カンファレンス等

  • 入院患者カンファレンス:週1回
  • 抄読会:週1回
  • 手術症例カンファレンス:週2回

最終更新日:2011年06月24日