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緩和ケア科

科の概要

緩和ケアは、「がん対策基本法」のなかで、「がん患者の状況に応じて疼痛等の緩和を目的とする医療が早期から適切に行われるようにすること」と明記されている。
当院では、平成17年11月より緩和ケアチームによる活動を開始し、平成20年4月より緩和ケア科の開設、緩和ケア科外来の開始、緩和リンクナースが設置された。また、平成21年度になって、緩和ケア病床3床が設けられている。
緩和ケアチームは専従医師2名、兼任医師1名、看護師2名(緩和ケア認定看護師1名)、薬剤師・臨床心理士・MSW・理学療法士・栄養士など多くの専門家で構成されている。各診療科からコンサルトを受けた入院患者さんに対して、一般病棟へ赴き、主治医チーム、病棟スタッフなどと連携して、緩和ケアを提供している。
また、緩和ケア外来では、退院後の患者さんの診察、外来通院患者のコンサルテーションを受けている。

臨床実績

昨年度は年間約140例の緩和ケアチームコンサルタントがあり、外科を中心に消化器科・泌尿器科・整形外科・耳鼻咽喉科など多科にわたりコンサルテーションを受けている。平均15名の入院患者、30名の外来患者に対する緩和メアを行っている。

研修内容

癌の進行に伴う痛み、全身倦怠感、呼吸困難などの症状コントロール、家族ケア、コミュニケーションテクニックを学ぶ。

研修スケジュール

  1. 病棟回診・外来診察
    • 緩和ケア専従医師とともに行う
  2. カンファレンス
    • 緩和ケアチームカンファレンス 1回/週(毎週火曜日 15時から)
    • 病棟カンファレンスへの参加(不定期)など
  3. 緩和ケアチーム回診:週1回(毎週木曜日 15時から)
    • 学習会:地域医療従事者向け学習会、院内事例検討会・リンクナース学習会への参加 月1回

最終更新日:2011年06月24日