代謝・内分泌内科
研修目標
当内科は、膠原病および糖尿病を中心に幅広い疾患を対象に診療を行っている。膠原病は多くの臓器に多彩な病変を発現する全身性疾患であり、その診療には専門知識以外にも一般内科の広範な知識の習得が必要である。一方、糖尿病も腎症、網膜症などの合併症のほか、虚血性心疾患などの発症にも寄与しており、その診療には様々な医学的知識が要求される。したがって当内科の研修は、他内科など診療科との協力関係のもと質の高い医療を実践できる医師の育成を目指す。
対象疾患
膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症、皮膚筋炎など)および糖尿病、甲状腺疾患
研修計画
1年目
- 病棟にて、指導医のもと糖尿病、膠原病患者の診療を行い、個々の症例について深く追求する。
2年目
- 病棟診療を行い、他科との連携、診断治療手技を修得する。
- 特に糖尿病診療にあたってはコメディカルスタッフを含めたチーム医療に参加、実践しこれをリードする能力を身につける。
3年目
- 病棟において、主治医として診療にあたり、研修医の指導を行う。
- 研修3年間に、内科地方会などにおいて症例報告を行う。