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目的・特徴

目的

   平成16年度から開始された新たな臨床研修制度は、医師としての基盤形成の時期に、将来の専門性にかかわらず、患者を全人的に診ることのできる基本的な総合診察能力を習得し、医師としての資質向上を図ることを目的としています。
   当院は地域に密着した総合病院であり、プライマリ・ケア、救急医療、保健医療活動などに力を注ぐとともに、専門・先進医療も提供しております。また、各科の垣根を越えたチーム医療を実践しており、医師としての初期研修に適した医療機関であると自負しており、より個々の研修医の要望に即した形での研修体制を作り上げていきたいと思っております。
   当院のプログラムの特色は、まず研修導入時にStart-up Program として、基本的な手技や検査、救急蘇生法の基本、栄養療法の基本、さらには感染対策や創傷治癒の基本などについて集中的に学んでもらいます。その導入期間を終了後、必修分野である内科系(消化器・循環器科を24週),救急(12週)、外科(4週)、小児科(4週)、産婦人科(4週)、精神科(他協力病院での研修4週)を1年次のローテーションとして研修していただきます。 また、一般外来での研修については、内科系(消化器・循環器科の24週)の中で適切な臨床推論プロセスを経て臨床問題を解決する研修を4週以上実施する内容となっています。
   2年次は、必修分野である地域医療(4週以上)を、北海道厚生連の一般病院等で行い、地域医療の現場へ実際に触れる内容となっています。残り48週の研修期間は選択研修期間とし、個々の研修医の希望に応じた研修が可能です。当院で標榜するすべての科、および協力型病院である旭川医科大学病院等での研修が選択可能ですので柔軟に対応できるプログラムを組むことができます。

最終更新日:2019年08月01日