BNP検査(オプション)のおすすめ

BNP検査について
BNP検査の特徴
- BNPとは、心臓を守るため心臓(特に心室)から分泌されるホルモンです。心臓の機能が低下して心臓への負担が大きいほど多く分泌され数値が高くなります。
- BNP検査と心電図検査の両方を行うことで、心不全に関連する疾患を発見する手がかりとなります。
- BNPは血圧を低下させ、利尿を促し、さらには心臓の肥大や線維化を抑えるという心臓を守る(心保護)作用があります。
こんな方にお勧めします
- 血圧・血糖値が高めの方
- 喫煙をされている方
- 不整脈や心臓病を指摘されたことがある方
- 動機・手足のむくみ・息切れ・だるさがある方
検査方法
- 一般的な採血検査と同じです。
- 人間ドックで行う採血時に採血管を1本追加します。
検査料金
2,530円(税込)です。
Q&A
BNP検査だけで心臓病の全てが分かりますか?
BNP検査は心臓への負担の程度を大まかに知ることができる検査です。
基礎疾患(心不全の原因となる病気)の診断は、別の血液検査、心電図検査、レントゲン検査、心臓超音波検査、心臓カテーテル検査、運動負荷検査や核医学検査などが必要になることがあります。
基礎疾患(心不全の原因となる病気)の診断は、別の血液検査、心電図検査、レントゲン検査、心臓超音波検査、心臓カテーテル検査、運動負荷検査や核医学検査などが必要になることがあります。
BNP値の正常値はいくらですか?
心機能低下に伴う心臓の負担の程度(心不全の程度)は一つの検査だけで判断することは困難です。BNPに関してもその値がいくら以上だと異常でそれ以下ならば正常であると明確に区別することは難しいです。
(正常値として一般に普及しているのは18.4pg/ml以下。但し、大よそ40pg/ml以下なら直ちに治療が必要となる心不全の可能性は低いと判断されます。)
(正常値として一般に普及しているのは18.4pg/ml以下。但し、大よそ40pg/ml以下なら直ちに治療が必要となる心不全の可能性は低いと判断されます。)
※上記Q&Aは、日本心不全学会 心不全予防委員会が作成したパンフレットを引用しています。
パンフレット
下のリンク先よりパンフレットをダウンロードできます。