現在位置の階層

  1. ホーム
  2. 検診・人間ドック
  3. 緊急事態宣言下の人間ドック等の健診事業について

緊急事態宣言下の人間ドック等の健診事業について

緊急事態宣言下における当院の健診事業について(2021年8月30日掲載)

平素より、当健診センターをご利用、ご支援いただき、厚く感謝申し上げます。
この度、令和3年8月27日に北海道でも新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が発令されました。
当センターでは、本年5月の緊急事態宣言時にも、「生活習慣病や悪性疾患を手遅れにならないうちに見つける健診や検診は不要不急の外出にはあたらない」との厚生労働省の見解に則り、病院全体はもとより健診センターでの感染防止対策を徹底して、健診業務を継続してまいりました。
今回の緊急事態宣言下でも業務を継続する予定ですが、現在の流行状況は特定のクラスターからの拡大というよりは、変異株の蔓延による感染経路不明の市中感染(家庭内感染)が中心になってきており、健康調査に基づく当日の受診可否について、現状よりも判断基準を変更させていただきたいと考えておりますので、当日の受診を控え、後日に改めて日程調整をさせて頂く場合があることをご了承下さい。
感染対策の基本は「三密回避」です。受診者の皆さまご自身が罹らないことも大切ですが、人にうつさないことも大事です。ワクチンを打つと、感染した場合の重症化リスクは減りますが、一方で感染しても無症状で経過することも考えられ、この場合、ウイルスが残る2週間程度はワクチン未接種者または接種後間もない方にはうつしてしまう可能性があります。従って、健診をお受けになる皆さまには受診前2週間は特に充分な責任ある行動をとるようお願いしたいと思います。

1. 受診前2週間以内は、感染者の多発している地域への移動は極力避けてください。
2. 受診前2週間以内は、同居以外の方との飲食等、マスクを外す状況は極力お避けください。
3. 体調の悪い時には早めにご連絡下さい。安全な日程への変更を相談させていただきます。
4. 同居者や同じ職場に体調の悪い方が出た時(濃厚接触にあたる場合)も早めにご連絡下さい。
安全な日程への変更を相談させていただきます。
5. これらの日程変更は優先的に予約を取ことができるよう対応させていただきます。
6. 健診受診のために来所の際には、ウレタンや布のマスクは避け、可能な限り「不織布マスク」を
着用してください。
皆さまには様々なご負担をお掛けすることとなりますが、以上の対応につきましてご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
以 上

院内感染対策室 室長 秋葉 裕二

ページのトップへ

緊急事態宣言下の人間ドック等の健診事業について~健診・検診は不要不急ではありません~(2021年6月1日掲載)

平素より、当健診センターを温かくご支援いただき、感謝申し上げます。
昨年11月の旭川厚生病院での新型コロナウイルスのクラスター発生では、皆様に多大なるご心配、ご不便をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
その後、ウイルスの終息状況を踏まえ、院外で行う巡回健診においては令和3年1月12日より、施設内健診(人間ドック)および健康診断については令和3年2月1日より業務を再開させていただいております。
再開に当たりましては、皆さまに安心して受診していただけますよう病院全体(下記1)はもとより、健診センター(下記2)での院内感染防止対策を徹底いたしました。その結果、受診者の皆様には様々なご負担やご協力をお願いすることとなりましたが、その後は新規感染者の発生を見ることはなく、現在に至っております。
一方、新型コロナウイルス感染症の状況に関しましては、変異株による感染再拡大が全国に波及し、令和3年5月16日には北海道にも緊急事態宣言が発出されました。
昨年4月の緊急事態宣言時には、原則として健診事業の実施を延期するよう厚生労働省より通達がありましたが(下記3)、その後、検診や健診の延期に伴い、がんが見過ごされたり、生活習慣病の診断が遅れたりする不利益が指摘されるようになりました。また、全国で感染対策の整備も進んだため、この度の宣言時の通達では、健診や検診は「不要不急の外出」にはあたらないとの見解が示され、一律に延期ではなく、実施の可否は「三密」が生じる環境かどうかという観点で判断するよう求められました(下記4・5)。
このような状況を踏まえ、当センターとしては、今回の緊急事態宣言下においては健診事業をやみくもに先送りするのではなく、むしろ充分な感染対策のもと堅実に継続していくことが重要と判断しております。(ただし、今後の変異株における実態検証で休止が求められる場合はこの限りではありません。)
ここ数年、北海道民の死因で一番多いのががんであり、なおかつ、2020年の道内のがん検診受診者は前年より2割以上減少(2021年4月21日 北海道新聞 社説より)したという現実を鑑みますと、受診自粛でがん発見が遅れ、がんが進行するといった事態を招くことが懸念されます。また、がんに限らず、生活習慣病においても放置すると心筋梗塞や脳梗塞等、重篤な病態を招く場合もあります。
当センターといたしましては、受診者の皆様が安心して健診が受けられますよう、より一層の感染防止対策を整えてまいりますので、新型コロナウイルス感染症を懸念して健診を差し控えていた方々におかれましても、体調をご確認のうえ、健診をお受けくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

以 上
 
院内感染対策室 室長  秋葉 裕二
 
 
(1) 当院の新型コロナウイルス感染症への対応と対策について
https://www.dou-kouseiren.com/byouin/asahikawa/topics/sgeu4k0000001n3s.html
https://www.dou-kouseiren.com/byouin/asahikawa/topics/sgeu4k0000001n3s-att/sgeu4k0000001n5b.pdf
(2)当健診センターの新型コロナウイルス感染症の対応について
https://www.dou-kouseiren.com/byouin/asahikawa/checkup/vt1bv7000000rshq.html
(3)新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を踏まえた 健康増進事業の実施に係る対応について
https://www.mhlw.go.jp/content/000621941.pdf
(4)新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を踏まえた各種健診等における対応について (周知)
https://www.mhlw.go.jp/content/000777297.pdf
(5)新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を踏まえたがん検診における対応について (周知、依頼)
https://www.mhlw.go.jp/content/000777298.pdf

最終更新日:2021年08月30日

現在位置の階層

  1. ホーム
  2. 検診・人間ドック
  3. 緊急事態宣言下の人間ドック等の健診事業について