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消化器内科(肝臓内科)(用語解説)

消化器内科(肝臓内科)用語解説

肝炎ウイルス

肝臓を増殖の場とし、肝炎を発症するウイルスです。現在知られているのは5種類あります(A、B、C、D、E型肝炎ウイルス)。A型肝炎ウイルスは経口感染するウイルスで急性肝炎の原因ウイルスとなりますが、慢性化はしません。B型とC型肝炎ウイルスは血液で感染するウイルスです。C型肝炎ウイルスと免疫が未熟な3歳以下で感染したB型肝炎ウイルスが慢性肝炎を起こします。D型は輸入感染症で日本にはほとんど存在しません。E型肝炎ウイルスはA型肝炎ウイルスと同様に急性肝炎の原因ウイルスとなりますが、慢性化はしません。以前は国内での発症は希とされていましたが、近年発症数が増加しています。

自己免疫性肝炎

本来は外からの異物(細菌、ウイルスなど)を排除するために働く免疫(抵抗力)が、自分の細胞(この場合は肝細胞)を攻撃するために起こる肝炎。

食道・胃静脈瘤

肝臓の病気が進行して肝臓内の血液の流れが不良になった際に本来は肝臓の中を流れる血液が食道・胃に流れ込み食道・胃の静脈が異常に拡張した状態です。吐血の原因になります。

食道・胃静脈瘤の内視鏡的治療

現在は静脈瘤の治療は手術ではなく内視鏡的治療が主流になっています。内視鏡(カメラ)を用いて、静脈瘤を縛ったり(結紮)、硬化剤を血管内に注入します。

IVR

適切な日本語訳はありません。X線、超音波等を用いて診断や治療を行うことです。当科の場合は主に血管を介して病変部に薬剤を入れたり、病変部の血管を閉塞させる治療を行っています。

エタノール局注療法

超音波観察下に癌部に注射針を刺し、純エタノール(アルコール)を注入し、癌を壊死させる治療です。通常PEIT(ペイト)と呼ばれています。

ラジオ波焼灼術

ラジオ波(電子レンジと同じ原理です)を発生する針を超音波観察下あるいは腹腔鏡観察下に癌部に刺し、熱を発生させ癌を壊死させる治療です。

最終更新日:2017年04月21日

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