平成28年度 JA北海道厚生連 札幌厚生病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 414 281 229 376 816 1246 2786 2920 1587 171
入院日時点での年齢で集計しています。
平成28年度の全退院患者数は10,826人でした。
退院数の約80%が50歳以上、最も多い年齢層は70歳代で全体の約27%となっており、高齢者の割合が多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 85歳未満 53 14.02 11.48 0.00 61.43
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術処置2-1あり 定義副傷病名なし 85歳未満 44 17.39 14.61 0.00 61.09
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 25.39 12.84 0.00 75.33
100071xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 85歳未満 15 19.53 12.20 0.00 66.27
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術処置2-1あり 定義副傷病名なし 85歳未満 - - 14.91 - -
糖尿病内分泌内科の入院で一番多いのは糖尿病の教育入院です。当院では糖尿病の合併症になる前からフットケアや透析予防に関しての指導や教育を行っております。糖尿病内分泌内科では糖尿病の専門医が6名、甲状腺,内分泌疾患の専門医も1名おり、外来を含め多くの患者さんに利用されております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 99 15.72 16.83 0.00 70.57
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 39 23.15 21.92 0.00 76.56
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術処置2-5あり 30 20.50 25.11 0.00 72.23
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 27 23.70 34.90 0.00 65.74
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等2-4あり 22 14.41 10.82 0.00 77.32
血液内科では非ホジキンリンパ種の患者が最も多く、化学療法を中心とした治療を行ています。さらに北大血液内科と連携して自家末梢血幹細胞移植も行っています。他に骨髄異形性症候群、多発性骨髄腫、急性白血病などの血液悪性疾患の化学療法も行っており、再生不良性貧血、突発性血小板減少性紫斑病、溶血性貧血などの疾患にも対応しています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060300xx97100x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 256 15.22 14.28 0.00 66.97
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 200 17.18 11.74 0.00 71.29
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 120 9.63 8.70 0.00 71.03
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 110 8.83 9.02 0.00 72.33
060050xx99x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 110 8.49 10.33 0.00 68.91
当院の消化器内科は、胃腸系、胆膵系、肝臓系、IBD(炎症性腸疾患)と4つに分かれており、最先端の医療を提供しております。その中でも肝硬変や肝癌といった肝疾患での入院が最も多く、次いで胃のポリープ切除を目的とした入院治療が多くなっています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2あり 副傷病なし 15 33.00 21.15 0.00 77.20
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 14 37.57 18.71 0.00 76.29
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 11 23.73 18.04 0.00 67.64
010060x2990200 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-2あり 定義副傷病名なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 20.23 - -
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし - - 9.36 - -
神経内科ではパーキンソン病や慢性炎症性脱髄性多発神経炎などの患者さんが多くなっています。また、外科的治療を伴わない脳梗塞は神経内科で積極的に治療を行っています。認知症については認知症ケアチームで多職種がかかわり治療にあたっています。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 122 3.23 3.06 0.00 68.98
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術処置1-なし、1,2あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 101 3.64 4.71 0.00 71.52
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 21.98 17.95 0.00 81.65
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1-なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 38 13.79 11.38 0.00 79.39
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 29 4.90 5.85 0.00 74.83
循環器内科では狭心症、陳旧性心筋梗塞等の虚血性心疾患が最も多く、続いて心不全、徐脈性不整脈、末梢動脈疾患の患者さんの入院治療が施行されています。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1あり 手術処置2なし 113 2.78 3.68 0.00 71.01
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-4あり 定義副傷病名なし 96 12.21 12.35 0.00 70.79
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-8あり 38 10.34 12.01 0.00 67.42
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-5あり 28 13.29 19.24 0.00 64.07
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 26 30.62 19092 0.00 73.12
呼吸器内科では肺がんが最も多く、化学療法を目的とした入院が最も多くなっています。次いで間質性肺炎、細菌性肺炎、気管支喘息で入院する患者が多くなっています。当院では呼吸器内科と外科が連携して診療にあたっており、診断から手術までスムーズな診察が可能となっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 86 7.38 6.18 0.00 0.00
060180xx99x4xx クローン病等 手術なし 手術処置2-4あり 46 5.85 8.38 0.00 17.50
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病名なし 44 7.09 6.02 0.00 2.64
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 34 6.44 5.50 0.00 4.32
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 33 5.21 5.79 0.00 4.12
小児科では、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患や、消化管ポリープ、好酸球性胃腸炎、便秘などの消化管疾患が患者数全体の約1/3を占めており、特に炎症性腸疾患の治療件数が多いことが特色となっております。また気管支炎や肺炎、気管支喘息、急性胃腸炎、各種細菌及びウィルス感染症などの急性感染症が患者数全体の約1/3を占め、残りの約1/3が川崎病・紫斑病などその他の疾患となっております。
化学療法内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx99x30x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-3あり 副傷病なし 27 4.63 6.88 0.00 61.22
060020xx97x3xx 胃の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2-3あり 25 6.48 25.42 0.00 57.16
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術処置2-6あり 定義副傷病名なし 11 5.91 4.48 0.00 64.73
060035xx97x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術処置2-6あり 定義副傷病名なし 11 7.00 11.93 0.00 65.55
060020xx99x00x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 11.20 - -
化学療法内科ではがんに罹患した患者さんの全身化学療法を担当しております。消化管原発の悪性疾患の患者さんが多く、他に、甲状腺がんや原発不明癌がん、肉腫など比較的稀な悪性疾患の化学療法も行なっています。消化器内科、外科医師、さらに他職種とチームを組んで全人的医療を目指した質の高い医療の提供ができるよう努力しております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 83 14.69 15.92 0.00 69.14
060050xx02x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等2なし 65 14.45 15.85 0.00 69.65
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 腹腔鏡下胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 65 15.28 17.65 0.00 67.63
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 49 8.24 9.27 0.00 55.08
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 44 8.73 7.61 0.00 55.50
外科では結腸悪性腫瘍に対して結腸の切除が最も多く、次いで肝切除、胃悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術が多く、その後に甲状腺悪性腫瘍手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が続きます。腹腔鏡手術の導入による手術の患者負担軽減や、周術期管理の向上にも積極的に取り組み入院日数も全国平均に比べ短くなっています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx02010x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2あり 副傷病なし 39 25.00 22.93 0.00 72.10
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2-1あり 副傷病なし 14 15.93 16.98 0.00 80.71
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 11 6.91 5.85 0.00 69.27
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 8.28 - -
050170xx02011x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2あり 副傷病あり - - 42.06 - -
心臓血管外科では下肢閉塞性動脈硬化症の治療が最も多くなっています。在院日数が全国平均よりやや長くなっておりますが、これは下腿・足部動脈へのバイパス手術が必要な腫瘍、壊死を有する重症虚血肢の患者さんが多いためです。次いで腹部大動脈瘤が多くなっておりますが、高齢の方が増えており、侵襲を軽減するためステントグラフト内挿術による血管内治療を行い、早期に自宅退院できるようにしております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 34 51.38 26.26 0.00 74.03
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 21 53.10 27.63 4.76 78.05
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 18 13.67 5.69 0.00 64.89
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 14 9.71 5.49 0.00 51.93
070370xx97x0xx 脊椎骨粗鬆症 その他の手術あり 手術処置2なし 13 51.77 25.67 0.00 82.00
整形外科は上肢と下肢の関節外科専門医が在籍し、関節外科中心の治療を行っています。変性疾患では変形性膝関節症に対する人工関節置換術や手根管症候群に対する手術を、外傷では股関節周囲骨折や橈骨遠位端骨折に対する手術を多く行っています。脊椎骨粗鬆症に対する治療は圧迫骨折に対する保存療法です。リハビリを含め包括ケア病棟を使用し、治療を完結させているため在院日数が長くなっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 80 9.98 10.05 0.00 46.08
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 41 10.22 10.36 0.00 57.20
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-5あり 副傷病なし 40 5.60 4.92 0.00 65.98
120010xx99x40x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 30 4.87 4.84 0.00 66.20
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術処置2-7あり 定義副傷病名なし 28 3.29 4.73 0.00 54.14
産婦人科では子宮全摘術、卵巣腫瘍の摘出術が多く実施されています。比較的若い年齢に好発する疾患が多いことから、子宮がん検診などで早期発見と疾患に対する詳細な説明により患者さんの理解と安心を深め、必要な時期に的確な手術を実施することによって良好な回復を見込めています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 55 7.00 8.96 0.00 69.73
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 29 3.10 4.28 0.00 52.62
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 21 9.19 11.97 0.00 65.86
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術処置1なし 15 7.07 11.28 0.00 54.33
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 11 7.45 8.78 0.00 70.55
皮膚科は帯状疱疹、蜂窩織炎、薬疹等の急性疾患の入院や皮膚腫瘍の手術入院が多い状況です。急性疾患につきましては即日入院が疾患の性質上多くなっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 71 7.38 7.44 0.00 72.73
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし 43 3.98 11.72 0.00 70.44
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 25 6.36 5.83 0.00 63.16
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 21 14.24 13.39 0.00 66.29
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 17 15.06 12.52 0.00 71.41
膀胱癌に対する経尿道的手術が最も多い手術ですが、前年度に比べ在院日数が短くなっています。BCG膀胱内注入療法も入院期間をできるだけ短くするようにしています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 80 8.24 7.47 0.00 57.10
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 29 10.45 8.12 0.00 19.17
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 26 5.31 5.50 0.00 40.38
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 25 5.40 5.24 0.00 67.24
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 16 7.13 7.75 0.00 61.94
副鼻腔炎、扁桃、咽頭等の手術目的とした入院が多く、小児への手術にも対応しています。急性感染症も当科で診ることも多く、入院の受入を行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020280xx97xxxx 角膜の障害 手術あり 31 13.00 11.07 0.00 69.39
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 14 11.36 10.53 0.00 56.86
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 10 10.00 7.01 0.00 62.20
020200xx9711xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2-1あり - - 9.66 - -
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - 3.40 - -
網膜硝子体疾患と角膜疾患を特に専門的に診療しています。網膜硝子体疾患では最新の検査機器と手術装置を用いて診療を行っています。角膜疾患では角膜移植が可能な数少ない施設として道内各地から紹介され、多数の入院、手術を受け入れています。
放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし 15 2.27 6.60 0.00 68.89
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 2.00 6.12 0.00 54.62
090010xx99x2xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり - - 30.85 - -
130030xx99x2xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-2あり - - 29.46 - -
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり - - 24.87 - -
透析シャント拡張術や原発性アルドステロン症に対する副腎静脈サンプリングなど処置や検査目的での入院が多くなっております。また、乳癌術後照射は原則外来で行っておりますが遠方の方は入院の上、治療を行うことがあります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 57 15 13 25 109 143 1 7
大腸癌 17 45 37 33 175 187 1 7
乳癌 30 20 10 - 54 27 1 7
肺癌 24 - - 20 146 222 1 6,7
肝癌 29 39 20 11 101 423 1 6,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
不明を除くと約62%がstageⅠ・Ⅱの段階で見つかっています。
肝癌については再発することが多い病気と言われており、当院でも再発の患者数が多くなっています。
内視鏡的治療から手術、化学療法など患者さんの症状により幅広い治療をしています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 14.85 59.92
中等症 13 21.92 80.85
重症 61 22.51 80.72
超重症 - - -
不明 - - -
中等症の患者数が一番多くなっています。
軽症以外の平均年齢は80歳以上となっており高齢の方が多くなっています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 14 23.14 77.86 33.33
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他
当院では、「I63$・脳梗塞」の発症から3日以内の患者数が多くなっています。
平均年齢を見ると後期高齢者の方が多い状況です。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 47 5.53 19.45 0.00 71.13
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K7431 痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法) - - - - -
抗がん剤治療を安全に行うために抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置をすることが多く、自家移植症例も徐々に増えています。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)・内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 978 2.36 3.61 0.00 65.70
K533 食道・胃静脈瘤硬化療法(内視鏡) 223 2.00 12.31 0.00 66.81
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 174 4.43 10.70 0.00 71.82
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 153 1.47 5.79 0.00 67.22
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 111 1.17 6.65 0.00 72.41
大腸・結腸のポリープ切除を最も多く実施しており、道内でもトップクラスの件数を実施しております。肝疾患が進行して生じる門脈圧亢進症に伴う静脈瘤に対しては内視鏡的治療を第一選択に行っています。また、肝悪性腫瘍の治療として肝動脈化学塞栓療法(TACE)を数多く実施しております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 11 26.73 53.00 72.70 81.18
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
K620 下大静脈フィルター留置術 - - - - -
超高齢化社会を反映していて、CVポートの留置や胃瘻の増設を行って退院される患者さんが増えてきています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 99 1.74 2.68 0.00 72.22
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 31 1.32 2.90 3.23 74.58
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 20 4.90 12.75 0.00 80.05
K597-2 ペースメーカー交換術 17 1.47 8.35 0.00 79.18
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 15 0.07 24.33 0.00 65.60
循環器内科では狭心症や急性心筋梗塞に対するカテーテル治療(主としてステント留置術)、末梢動脈疾患に対するカテーテル治療、徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療を行っております。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 18 11.78 15.00 0.00 65.78
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 - - - - -
K708-3 内視鏡的膵管ステント留置術 - - - - -
呼吸器内科の入院患者には化学療法を行う方が多く、植込型カテーテルを挿入し患者へのリスクを最小限として安全面を考慮し化学療法を施行しています。
化学療法内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 48 4.40 8.98 2.08 63.88
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 17 0.29 3.18 0.00 51.06
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K630 腹壁膿瘍切開術 - - - - -
化学療法内科では、抗がん剤治療導入にあたって安全確実に治療薬を投与する目的で植込型カテーテルの造設を行なっております。また、終末期患者さんの症状緩和目的に胸水腹水濾過再静注療法を積極的に取り入れています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 93 3.61 4.41 0.00 56.80
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 92 5.86 10.11 0.00 69.26
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 58 3.91 8.47 0.00 65.66
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 49 3.04 11.51 0.00 65.37
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 37 1.57 5.22 0.00 53.54
外科では、患者の手術負担軽減を重要視しており積極的に胆嚢摘出術や結腸悪性腫瘍手術、胃切除に腹腔鏡手術を導入しています。また、手術のみならず化学療法にも力を入れており、安全に実施・継続できるよう埋込型カテーテル設置も多く施行してます。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6145 血管移植術、バイパス移植術(下腿、足部動脈) 27 6.33 26.15 18.52 69.30
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 25 0.88 3.64 0.00 66.40
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 18 1.94 14.39 5.56 79.39
K6146 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)・(膝窩動脈) 12 8.23 76.45 8.30 76.45
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 10 0.90 5.40 10.00 72.20
閉塞性動脈硬化症による重症虚血肢を扱うことが多いため、下腿・足部動脈へのバイパス手術が多くなっています。下肢静脈瘤に対しては瘤のタイプや患者さんの状態により、適切な治療方法を選択し手術を行っております。腹部大動脈瘤は患者さんの状態により、ステントグラフト内挿術あるいは開腹手術を行っておりますが、近年、高齢の方が増えており、ステントグラフト手術の比率が高くなってきました。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝)・(股)・(膝) 50 5.10 45.04 1.75 69.97
K0461 骨折観血的手術(上腕)・(大腿) 16 6.68 46.82 23.08 77.62
K0731 関節内骨折観血的手術(肩)・(膝)・(肘) 16 4.94 47.59 6.67 64.23
K0462 骨折観血的手術(下腿)・(前腕) 15 3.94 30.42 0.00 54.83
K0811 人工骨頭挿入術(股) 15 7.60 50.07 0.00 79.00
膝を中心とする各関節の人工関節置換術や四肢の骨折に対する骨接合術や人工骨頭置換術の手術症例が多くなっています。合併症を有する高齢の手術症例が多く、在院日数が長くなっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 102 1.93 7.19 0.00 47.97
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 45 2.42 7.71 0.00 5.58
K867 子宮頸部(腟部)切除術 34 1.03 2.03 0.00 44.29
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 31 2.29 8.61 0.00 43.48
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術・子宮内膜ポリープ切除術 24 1.02 1.07 0.00 45.80
子宮全摘術が最も多くなっています。子宮付属器腫瘍摘出術についても腹腔鏡・開腹での件数はほぼ同数となっており、手術既往・悪性腫瘍の可能性など症例によってより的確な術式を選択することによって一週間という安定した術後退院日数となっています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 15 0.07 1.20 0.00 58.73
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 13 0.92 7.38 0.00 70.92
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 10 0.10 1.40 0.00 56.10
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
皮膚科で多い手術の「皮膚、皮下腫瘍摘出術」は、脂肪腫・粉瘤・母斑・脂漏性角化症など良性の腫瘍を摘出するものです。入院期間は良性の場合は概ね3日前後、悪性の場合は概ね8日程度となっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 71 1.83 4.68 0.00 72.69
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 41 0.10 1.07 0.00 58.29
K843 前立腺悪性腫瘍手術 22 2.64 10.77 0.00 66.59
K7812 経尿道的尿路結石除去術(その他) 18 1.33 3.00 0.00 66.17
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 16 1.94 10.31 0.00 71.81
ロボット支援下の前立腺悪性腫瘍手術が多く行われるようになってきたため、当院での前立腺悪性腫瘍手術は減少してきていたが平成28年度は増加となりました。患者さんにはロボット手術と開腹手術の欠点・利点を説明し、開腹手術を希望した患者さんには当院で開腹手術を行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 70 1.31 5.96 0.00 56.70
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 27 1.30 8.89 0.00 20.19
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 11 1.27 6.09 0.00 58.91
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) - - - - -
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) - - - - -
鼻副鼻腔手術を中心に、咽頭手術など耳鼻科一般の治療を行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 334 0.60 3.41 0.00 73.35
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 39 1.18 8.00 0.00 61.21
K259 角膜移植術 33 2.00 9.88 0.00 66.15
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) - - - - -
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -
白内障手術が最も多いですが、それに次いで硝子体手術、角膜移植術が多くなっています。網膜硝子体疾患では最新の手術装置を用いて手術を施行しています。角膜疾患では角膜移植が可能な数少ない施設として道内各地から紹介され、多数の手術を施行しています。
放射線科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 31 0.00 1.16 0.00 68.06
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) - - - - -
当科入院で行う処置としては透析シャント狭窄・閉塞に対する拡張術が一番多い処置となっています。通常入院は1泊2日です。その他CVポート設置も原則1泊2日の入院で行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる 10 0.09
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 17 0.16
異なる - -
播種性血管内凝固症候群や敗血症は原疾患治療中に発生する合併症と考えられます。
臨床上0%にはなり得ませんが、手術や処置などは合併症を起こさないように細心の注意を払い施行しています。
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