JA北海道厚生連職員求人情報

当院は札幌市を中心とする人口200万人超の診療圏における中核病院として、がん診療を中心とした高度な診療機能の提供と人間ドックや巡回ドックなどの健康管理事業を展開しています。質の高い医療を提供するため、平成24年度から26年度にかけて、「緩和ケア病棟」「地域包括ケア病棟」「総合相談・入退院支援センター」「がん相談支援センター」の開設、「健診センター」の拡充などを行い、保健・予防から高度急性期、回復期、終末期医療を一貫して提供しています。地域から「最も信頼され選ばれる病院」を目指し最高のホスピタリティを提供しています。

平成24年6月に緩和ケア病棟をオープンし、平成25年からは緩和ケアセンターとして、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟、緩和ケア外来の3つの部門を統合的に管理しています。

　当院のがん地域連携拠点病院としてのスタンスは、「診断から治療、さらに終末期まで責任ある診療体制を提供する」ということであり、この経過中に生じる様々な時期の苦痛への対処を緩和ケアセンターが担当します。患者さんあるいはご家族の抱える様々な問題の解決のため、多職種で構成する医療チーム（緩和ケア担当医、精神科医、看護師、薬剤師、栄養士、心理士、理学療法士、社会福祉士、音楽療法士）で対応しております。平成26年度からは、地域の他医療機関で治療をしてこられた患者さんの緩和治療（外来や緩和ケア病棟）のご希望にも対応しております。

緩和ケア病棟（PCU）は25床（全個室）を有し、無料床20、有料床4、特別室1で構成されています。
　院内入院患者の緩和ケアチーム（PCT）へは外科、消化器内科、呼吸器内科、化学療法内科、血液内科からの依頼が多い状況です。
　緩和ケア外来には他施設からの依頼が半数以上、多くは再来通院となり状態に応じて入院となります。