外科
括的で全人的な外科診療を実践できる専門医を養成するため、日本外科学会の専門医修練カリキュラムに掲げられた以下の4項目を目標とし、研修を実施する。
- 外科専門医として、適切な外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。
- 手術を適切に実施できる能力を修得する。
- 医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付ける。
- 外科学の進歩に合わせた生涯学習を行うための方略の基本を修得する 。
具体的な習得目標
- 外科疾患の診断、治療戦略の計画
- 各種検査技術、読影能力
- 術前、術後管理
- 手術手技
- 化学療法の基礎と実践
- 栄養、褥創、ストマ管理
- 緩和医療
- 救急医療
- 患者、家族へのわかりやすい病状説明
- 学術発表、プレゼンテーションの実施
習得可能な手術手技
1年目
ソケイヘルニア(成人、小児)、虫垂切除、痔核手術、下肢静脈瘤手術、気管切開、胆嚢摘出術(鏡視下、開腹)、ストマ造設、乳房切除術、乳房温存手術、幽門側胃切除術、結腸切除術、胸腔鏡手術、肺切除術
2年目
胃全摘術、低位前方切除術、肝部分切除術、脾切除術
3年目
直腸切断術、膵体尾部切除術、膵頭十二指腸切除術
関連施設認定
- 本外科学会専門医制度修練施設
- 日本消化器外科学会専門医制度修練施設
- 日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設