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循環器科

科の概要

病床数は37床で、CCU 2床、Post CCU 2床、一般病床33床、1日平均外来数は100人に対し、常勤医師7名が2グループ体制で診療を行っている。近年の循環器疾患の診断治療法の進歩は目を見張るものがあるが、当科においても心エコー(経胸壁心エコー、経食道心エコー)、ホルター心電図、トレッドミル運動負荷心電図、核医学SPECT、さらに心臓カテーテル検査、CT、MDCT、MRIなどを駆使し、日常の診療に十二分に活用している。
検診活動のバックアップ、研究会の主催、共催を通じた地域医療機関との交流、高度の先端医療機器を用いた診断、治療技術の導入、紹介なども重要な循環器科の職務と考えられる。心筋梗塞、心筋症、心血管インターベンションを含め、症例や臨床データは関係本学会に発表し、研修に努めている。日進月歩の医学の進歩を診療に取り入れ、より良い医療を提供できるよう、全国レベルの診療水準の獲得、維持を目標としている。
診療対象は循環器疾患全般に及んでおり、虚血性心疾患、心筋症、弁膜症、不整脈疾患を中心に、年間心臓カテーテル検査は700件、心臓血管インターベンション (PTCA、Stent、Atherectomy、冠動脈内超音波)は160件、急性心筋梗塞は70件に及んでいる。併せて日本循環器専門医研修施設、日本心血管インターベンション学会研修関連施設、日本高血圧学会専門医認定施設の認定がなされており、日々診療技術の修練に努めている。
また、閉塞性動脈硬化症に対するPTAも症例を重ねている。体内式ペースメーカー植え込み術は年間40症例である。
関係各科、診療技術部門、市内関連施設とも緊密な協力体制が確立されており、チーム医療の実践を行っている。

研修内容

患者管理

スタッフと共に入院患者を受け持ち、急性期から亜急性期、慢性期への治療、循環器系リハビリの実際を行う。
急性心筋梗塞、急性心不全、致死性不整脈などに対する循環器系緊急診断、治療の実際を体験、習得する。
  1. 診断・治療の他に、トレッドミル運動負荷心電図、心エコー、心臓核医学、心カテ等を修得
  2. PTCA、ステント、ペースメーカー植込み術の助手

カンファレンス等

  • モーニングカンファレンス:毎日
  • シネカンファレンス:週1回
  • 抄読会:週1回

最終更新日:2011年05月22日