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手外科センターを開設しました

本宮先生
 手指に関して障害を呈する疾患は、腱鞘炎から手指切断外傷など、様々な疾患が存在します。手指の解剖は非常に繊細で、手指疾患の治療においては知覚・運動・整容の全てに注意を払って治療を行う必要があります。手指疾患に対して適切な治療がなされない場合、不可逆的かつ重度の機能障害が遺残します。また、手指切断や軟部欠損を伴う重度四肢外傷では、一般的な整形外科の知識や技術に加え、再接着や皮弁治療など整形外科の中でも特殊な知識と技術が必要とされます。
日本手外科学会では手外科分野において専門的な知識と技術を有して治療を行える医師を「手外科専門医」と認定(全国で804名)しており、手外科専門医を有し手外科専門医を育てるための教育機関として当院は「手外科基幹研修病院」に認定(全国で428施設)されております。
手外科領域における治療水準の向上ならびに研究と教育の充実を目指して、帯広厚生病院整形外科内に「手外科センター」を開設いたしました。手指の痛みや変形があっても、ひどい外傷だから、高齢だから、リウマチだから仕方ない、と諦めてしまっている方、一度外来にいらしてください。北海道大学整形外科と緊密な連携の下、長年培ってきた手外科の技術を駆使して治療に当たります。当手外科センターでは、上肢に関連したすべての疾患を対象としております。

手指一般外傷(骨折・脱臼・腱損傷)、切断指、四肢神経損傷、リウマチ手指変形、
難治性偽関節、四肢軟部欠損、関節拘縮、など。


整形外科 手外科センター         
センター長(北大整形非常勤講師)  本宮真    
リハビリテーション科主任部長    渡辺直也

医学生・臨床研修医・手外科志望の先生へ
北海道内屈指の地域中核病院で、手外科治療に没頭してみませんか?
帯広市は農林業や製造・加工業などが盛んな十勝地方に位置し、時折手指切断をはじめとした重篤な労働災害が発生します。当院は管内唯一の3次救命センターを有しており、地域内の重度四肢外傷患者のほぼ100%が搬送されてきます。切断指再接着や重度軟部損傷に対する遊離組織再建などの治療を通して、一緒に手外科の知識と技術を研鑚していく先生を募集しています。また、臨床だけでなく、日常臨床から得られた知見を各学会や国内外の雑誌へ積極的に発表していく予定です。

研修年数:原則2年(延長や短縮も可)
研修目標:一般的な手外科手技の修得
マイクロを用いた血管神経縫合手技の修得
学会・論文発表
*北大整形外科との連携により、基礎および臨床研究の実施と学位取得も可能

問合せ:帯広厚生病院 臨床研修センター 
e-mail: obihiro.kousei.rinsho@ja-hokkaidoukouseiren.or.jp
tel:0155-24-4161    fax:0155-25-7851

実績

<平成28年度>
手外科関連手術件数:約600件

 切断指:19件(22指)

 遊離皮弁:19件(前外側大腿皮弁9件、広背筋皮弁2件、血管柄付き腓骨2件

学会発表
第130回北海道整形災害外科学会(冬) 2016/2/6 旭川
手関節リウマチLarsen grade IV/Vに対する新規人工手関節の臨床治験
本宮真、岩崎倫政、近藤真、石川淳一、三浪明男

固有示指伸筋腱の破格により、長母指伸筋腱断裂の手術時に移行腱を間違え再断裂を生じた1例
松前元 本宮真 紺野拓也 宮崎拓自 小林英之 鈴木智亮 松居祐樹 安井啓悟

橈骨矯正骨切り術時に破格筋Flexor Carpi Radialis Brevisを認めた1例
小林英之、本宮真、紺野拓也、宮崎拓自、松居祐樹、松前元、鈴木智亮、安井啓悟


第133回北海道外傷研究会 2016/2/27 札幌 <学会長>
治療に難渋した肘Terrible Triad損傷を合併したEssex-Lopresti Lesionの1例
本宮真

外傷性PIP関節拘縮に対し創外固定器による伸延関節授動を行った1例
渡辺直也、本宮真

第89回日本整形外科学会 2016/5/15 横浜
手関節リウマチLarsen grade IV/Vに対する新規人工手関節の臨床治験
本宮真、岩崎倫政、近藤真、石川淳一、三浪明男

第131回北海道整形災害外科学会(夏) 2016/6/4 函館
上腕二頭筋橈骨滑液包炎に合併した遠位上腕二頭筋腱部分断裂の2例
本宮真、渡辺直也、宮崎拓自、紺野拓也、安井啓悟

上腕骨近位骨委縮型偽関節に対し血管柄付き肩甲骨移植を行い骨癒合が得られた1例
松前元 本宮真 紺野拓也 宮崎拓自 小林英之 鈴木智亮 松居祐樹 安井啓悟

筋皮・正中・橈骨神経麻痺に対して尺骨神経とその支配筋で複合機能再建を行った1例
渡辺直也 本宮真 安井啓悟 河村太介 船越忠直 岩崎倫政

第28回道東リウマチ・膠原病談話会 2016/7/2 帯広
上肢リウマチ変形の手術患者の検討~道東における上肢リウマチ変形治療の普及を目指して~
本宮真、渡辺直也、紺野拓也、安井啓悟、河村太介

第3回北海道手外科ハンドセラピィー研究会 2016/7/9 札幌
重度手部開放骨折の1症例
吉田紗希(医療技術部 作業療法技術科) 岩渕達也 本宮真 渡辺直也 安井啓悟

道東渓和会 2016/7/30 釧路
ジャンケンでパーに勝てない1症例
細川吉暁、本宮真、渡辺直也、紺野拓也、宮崎拓自、吉田朋世、安井啓悟

第43回日本マイクロサージャリー学会 2016/11/17 広島
下腿外傷後軟部欠損創に対する後脛骨動脈穿通枝皮弁の治療経験
本宮真、渡辺直也、船越忠直、岩崎倫政 

上腕高度挫滅感染創に対して有茎広背筋移行による軟部再建と肘屈曲再建を同時に行った1例
鈴木智亮、河村太介、本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

上腕骨近位骨委縮型偽関節に対しdouble barrel型血管柄付き肩甲骨移植を施行した1例
松前元、本宮真、渡辺直也、船越忠直、岩崎倫政

筋皮・正中・橈骨神経麻痺に対して尺骨神経とその支配筋で複合機能再建を行った1例
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

第132回北海道整形災害外科学会(冬) 2017/1/28 札幌
下腿外傷後軟部欠損創に対する後脛骨動脈穿通枝皮弁の治療経験
本宮真、渡辺直也、宮崎拓自、紺野拓也、安井啓悟

掌側ロッキングプレートに創外固定を併用した高エネルギー軸圧型typeC3型橈骨遠位端骨折の治療成績
渡辺直也、本宮真、宮崎拓自、紺野拓也、安井啓悟

チョキができないことから診断に至った手指伸筋腱断裂の一例
細川吉暁、本宮真、渡辺直也、紺野拓也、宮崎拓自、吉田朋世、安井啓悟

論文発表
2016年(H28年)
Failed Reconstruction of the Extensor Pollicis Longus in a Patient with a Major Variation of the Extensor Indicis Proprius Tendon: Case Report
Gen Matsumae, Makoto Motomiya, Norimasa Iwasaki
Hand Surgery (Asian Pacific Volume), in press

“Half-folded” pedicled scapular bone flap for nonunion after humeral neckfracture: a case report
Gen Matsumae, Makoto Motomiya, Naoya Watanabe, Norimasa Iwasaki
Microsurgery, in press

外傷後の下腿軟部組織欠損創に対する後脛骨動脈穿通枝プロペラ皮弁の治療経験
本宮真、渡辺直也、岩崎倫政
日本マイクロサージャリー学会誌 in press

治療に難渋した肘Terrible Triad損傷を合併したEssex-Lopresti Lesionの1例
本宮真、渡辺直也、安井啓悟、岩崎倫政
北海道外傷研究会誌 in press

外傷性PIP関節拘縮に対し創外固定器による伸延関節授動を行った1例
渡辺直也、本宮真
北海道外傷研究会誌 in press

橈骨矯正骨切り術に破格筋Flexor Carpi Radialis Brevisを認めた1例
小林英之、本宮真、紺野拓也、宮崎拓自、松居祐樹、松前元、鈴木智亮、安井啓悟
北海道整形災害外科学会誌 in press

脛骨開放Pilon骨折術後、感染をきたし再手術を要した一例
宮﨑拓自、本宮真、細川吉暁、吉田朋世、紺野拓也、渡辺直也、安井啓悟
北海道外傷研究会誌 in press

最終更新日:2017年04月01日

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