JA北海道厚生連倶知安厚生病院

 当院の作業療法は身体疾患の方に実施する『身体障害作業療法』。精神疾患により入院されている方に実施する『精神科作業療法』。精神疾患を患いならが地域で生活している方に実施する『精神科デイケア』と多岐にわたり展開しています。どの分野でも『自分らしい生活をもう一度』をテーマに患者（利用者）さんやそのご家族の意向に合わせ治療を実施しています。詳しくはそれぞれの分野をご覧ください。

医師の指示の下、看護師や理学療法士等の多職種と協同し運動機能の回復や日常生活活動動作の訓練を実施しています。また、地域医療連携室とともに退院支援にも力を入れています。 

 患者さんの能力や環境に合わせて治療を実施しています。在宅環境を知るためや介護者の指導のために、ご自宅に伺う『退院前訪問』を実施し安全で安心出来る在宅生活を目指しています。

上肢（肩～指先）の整形疾患に対しては急性期から機能回復を目標に治療を実施しています。必要に応じてスプリント（装具）療法や過流浴や超音波などの物理療法も取り入れています。 

精神科病棟に入院されている患者さんを対象に集団療法を実施しています。患者さんの精神症状に合わせ個別に院外への外出支援も実施しています。 

 日替わりで音楽鑑賞や手工芸などリラックスできる雰囲気で実施しています。急性期の患者さんも参加しやすいよう病棟でのプログラムも実施しています。

 退院後の就労施設見学や退院後の生活に必要な買い物など外出支援や病気について学ぶ心理教育など患者さんの状況に合わせた治療を実施しています。

精神症状が落ち着き、地域で生活や就労している方たちが集まりグループ活動や認知リハビリテーションなど様々なプログラムを実施しています。院外活動のイベントも盛んで利用者の声を基に企画・実施しています。 

女性ならではの悩みや困りごとを話し合う女子会（もちろんスタッフも女性です）や院内の体育館でフットサルやミニバレーといったスポーツ活動。マインドフルネスや病気の勉強等の小集団での活動を行ています。 

統合失調症などの精神疾患の方を対象にパソコンで専用ソフト（Jcores）を用い注意や記憶などの認知機能の向上を目的としたプログラムを実施しています。

※随時見学可能ですので主治医にご相談ください。