業務内容
臨床工学技術科 業務
血液浄化療法業務

- 医師・看護師と共にチーム医療の一員として人工透析室(40床)及び病棟で血液浄化業務を行っています。
- 患者様が安心して透析治療が受けられるよう日々機器の操作・保守点検を行っています。
- 血液透析(HD)・血液ろ過透析(HDF)・オンラインHDF・持続緩徐式血液ろ過透析(CHDF)・血球成分除去療法(LCAP/GCAP)・直接血液吸着法(DHP)・胸水/腹水ろ過濃縮再静注法(CART)等、幅広い血液浄化療法を行っています。
- RO水処理装置のメンテナンスやエンドトキシン補足フィルター(ETRF)の定期交換を実施し、透析液の清浄化にも取り組んでいます。
医療機器管理業務

- ME器材管理室で輸液ポンプやシリンジポンプ、人工呼吸器等の院内で使用される機器を管理・保管しています。
- 医療機器管理業務は保守点検作業や医療機器の貸出返却管理等を行い、医療機器の安全性向上と効率的で適切な運用を図っています。
- 外来や病棟等で安心して医療機器が使用できるよう、トラブル発生時は迅速に対応できる体制をとっています。
人工呼吸療法業務

- 人工呼吸器装着時には臨床工学技士が立ち会い、医師の指示のもと機器の設定や使用前・使用中点検を行っています。
- 人工呼吸器の使用後点検や定期点検を実施することにより、人工呼吸器の安全を確保しています。
- 在宅人工呼吸器使用患者様に対し、定期訪問し保守点検を行っています。
循環器関連業務

- 心臓カテーテル検査時にポリグラフを用いてモニタ波形(心電図・動脈圧・心室/心房圧等)の記録、血管内超音波検査装置(IVUS)や補助循環装置(IABP/PCPS)等の準備と操作を行っています。
- ペースメーカーを植え込んでいる患者様に対し、ペースメーカー外来時に専用器材(プログラマー)を用いて定期的なチェックを行っています。
手術室関連業務

- 手術室内に数多くある医療機器(麻酔器・モニター・手術台・無影灯等)の保守点検を行い、手術が安全に実施できるように努めています。 また、電気メスや内視鏡外科手術装置等の使用頻度が多い装置に対し定期的な点検も実施しています。
- 保守点検業務のほかに、外科や眼科等の手術で医療機器の操作や直接介助・間接介助を行い臨床業務に携わっています。
その他の業務

- 院外待機制により、夜間・休日などの緊急時対応を行っています。
- 支援業務として常呂厚生病院に定期訪問し医療機器管理業務を行っています。