看護部
最優先であること』
をスローガンに、患者さんに寄り添った看護の提供を目指しています。
看護部長からのメッセージ

看護部長:認定看護管理者 池田 友子
網走厚生病院は、北網圏域の中核病院として、産婦人科・小児科の入院病棟を有し分娩が可能な総合病院です。平均在院日数は10日を切り、回転の速い急性期を主体とした病棟運営をしています。一方で地域包括ケア病棟や地域連携室・入退院支援科や訪問看護ステーションもあり、慢性期は勿論、透析・健診・居宅事業まで幅広い医療を提供しています。
地方ならではの「慢性的な医師不足」に加え、医療従事者の確保も困難ですが、職員一丸となってフォローし協働しながら、文字通り地域の皆様を『出産から臨終まで』継続して支援できるよう体制を整備し、地域医療を守っています。
看護部は医療チームの連携の要として、ピクトグラムの導入やエンゼルメイク、感染予防、認知症ケア、褥瘡予防、退院調整など患者さんにより良い看護を提供できるよう日々努力しています。地域医療を安定して支え続けるためには、一人でも多くの看護職に定着してもらい看護の質を底上げすることも大切です。当院看護部では『人財育成』という言葉を使用し、病院や地域の『宝』となるようなスタッフを育成することを目標に掲げています。看護部有志で運営する「ペンギン部会」はファーストペンギンの様に勇気をもって新しいことに挑戦しようという小集団ですし、「PNS®パートナーシップナーシング」により看護師の成長と育成に努めています。
看護科長や看護係長を対象に「概念化スキルを活用した看護マネジメントリフレクション」研修も6年目を迎えました。看護部の課題であった感情論や経験論で判断する傾向からの脱却と、看護管理者として本質を見極めるスキルの習得のため取り組んでいます。今後も柔軟な発想で新しいことに果敢に挑戦する看護部を育てていきたいと思います。
看護職員は総勢で290名前後ですが、とにかく『明るくて元気』と称されることが多く、チームワークが良くお互い協力しあい、職員満足度も高いことが当院の良さだと自負しています。病棟のディルームからのオホーツクの眺めは素晴らしいので、是非一度ご覧ください。同時に、院内のあちこちで元気に明るく働くスタッフの姿も一緒にご覧いただけると思います。
看護部の理念・方針・目標
理念
方針
◎「患者にとっての最善」を考え信頼される看護サービスを提供する
◎地域包括ケアシステムに基づく地域連携を推進する
◎医療チームにおいて調整的な役割を果たし、質の高い看護を提供する
◎専門職業人として自己研鑽を継続する
令和5年度 看護部目標
○地域との連携を密にし、包括的ケアを推進する
○看護の立場で、病院経営に参画する
○専門性を高め、自律できる人財を育成する
○働きやすい職場環境を整備する
看護部の体制
入院基本料:急性期一般入院基本料2、地域包括ケア病棟入院料2
病 棟 数:5病棟
夜 勤 体 制:3名二交替(一部2名二交替)
勤 務 体 系:病棟 日勤・・・ 8時30分~17時00分
夜勤・・・16時30分~ 9時00分
病棟編成:
病棟名 | 病床数 | 診療科 |
---|---|---|
3階病棟 | 41床 | 産婦人科・新生児・内科 |
4階病棟 | 52床 | 外科・ICU・脳神経外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科 |
6階病棟 | 50床 | 循環器科・整形外科・CCU |
7階病棟 | 47床 | 小児科・内科・NICU・眼科 |
9階病棟 | 52床 | 地域包括ケア病棟 |