看護部の活動
看護部では日々の活動状況等をFacebookで発信しています
教育委員会
北海道厚生連キャリア開発ラダーに基づいて、新人看護師からベテラン看護師まで看護師の段階に合わせた研修の企画・運営を行っています。WEB配信研修(eラーニング)の活用やロールプレイなどを取り入れた参加型研修など、研修内容に合わせて効果が高まる研修企画を心がけています。最近では、キャリア形成を視野に、看護師一人一人が成長していけるようフォローアップ研修にも力を入れています。地域医療の役割を担い、その人らしさを大切にできる看護師の育成を基本方針とし、看護師の日々の成長を支援できるように活動しています。
業務検討委員会
根拠に基づいた安全で安心できる看護ケアの提供と、看護師・介護福祉士・看護助手の業務環境の改善を目的として、各種マニュアルの整備や業務内容の調査等を行っています。委員会メンバーは、最新の看護ケアや他施設での取り組みを学びながら、より良い看護の提供を目指して活動しています。
感染リンクナース
自部署の感染対策上の問題点や課題を抽出し、感染対策科と密に連携し、情報共有しながら、実践・評価しながら計画的に取り組んでいます。現場のロールモデルとなり、感染対策の質の向上に向けて活動しています。
認知症ケアリンクナース
認知症ケアリンクナースは病棟看護師でメンバー構成され、各部署での認知症ケアの質の向上をはかるための活動を行っています。各部署のリンクナースには、部署のロールモデルとして「そのひとらしさ」を尊重した認知症ケアを実践する役割があります。会議の中では、対応に悩んだ事例を振り返り、患者さまの言葉や行動の意味を考え、ほかの援助方法なども検討します。患者さまがこれまでどのように過ごされ、どのようなことを大切にしてきた方なのかを把握することが援助の近道であるという学びを得ています。普段の生活の視点をもつことで、日中の過ごし方やご本人が安心できるための支援が具体的になることもありました。今後も専門的な知識や技術を学び合い、発信できるよう活動していきたいと思います。
褥瘡ケアリンクナース
入院患者さまの褥瘡やスキントラブルに対し、病棟係長を中心にケアについての事例検討を行なっています。令和5年度からは皮膚・排泄ケア認定看護師の支援が開始となり、実際のケアを一緒に行いながら、スタッフの技術と知識の向上に努めています。
入退院支援リンクナース
当院における入退院支援とは、患者さんが地域でよりよく生活できるよう、外来から退院までを一連のプロセスとして支援する過程のことを言います。この会議では、円滑な入退院支援と院内連携を行うことを目的に活動しています。これまで在宅医療に必要な制度や病院看護師に期待される役割などの学習や退院支援や意思決定支援などをテーマに支援の振り返りを行なってきました。今後も入退院支援にかかわる知識を学び合い、部署に発信して、患者さんやご家族に満足いただけるような活動をしていきたいと思っています。
看護部 科長会
病院・看護部の方針を共有し、課題の検討や方法を策定しています。
看護部 係長会
係長会では看護実践や指導・育成に関する検討、係長としての役割発揮のための研修会などを行っています。常に看護の質の維持・向上を目指しています。
保健師の活動
健診センターでの人間ドックや地域での巡回ドックなどを通して、受診者の健康保持・増進のために、疾病の早期発見・予防・早期治療をめざして健診業務、相談業務を行っています。
助産師の活動
当院は羊蹄山麓7町村の周産期を担う地域センター病院です。経験豊富な助産師たちが助産師外来などを通し、多様なニーズにお応えできるよう取り組んでいます。近年問題になっている産後のメンタルヘルスは、地域の保健師と連携を図りサポートしています。
助産師外来
妊婦健診において、順調に経過されている妊婦さんは助産師外来の利用をお勧めしています。助産師とゆっくり話ができる時間がとれるため、お産に向けた相談や不安なことも個別に対応が可能です。またパートナーと一緒に利用も可能です。2023年5月から立会出産が再開されています。ご希望の方は是非助産師外来を活用し、自分らしいお産を計画しませんか。お待ちしています。
災害支援ナース
災害支援ナース事業に基づき都道府県看護協会に登録し、被災地に派遣される看護職で、当院は3名の看護師が登録しています。私たちの役割は被災者の健康が維持できるように身体、衛生、生活環境全般に目を向け、知識、技術を駆使し被災者が日常に戻るための手助けを行います。発災後、被災地から要請を受け派遣される際には被災地や活動場所に負担をかけないよう自分が使用する水や食事、活動物品など約30kgの荷物を持って向かいます。いつ起こるか分からない「災害」を意識できるよう災害時の備えを中心に発信活動をしています。