CT
体の断層象を撮影します。造影剤を用いることにより血管の3次元撮影なども可能です。
CT装置を更新しました
CT 撮影室⑤

今回導入されたCT装置は、フィリップス社製 Brilliance iCT Eliteになります。この装置は、128列(256スライス)のCT装置であり検出器の幅が8cm、これは旧装置(同社16列)の2.4cmと比べても格段に広くなっています。当然検査の内容にもよりますが、これにより撮影時間自体が短くなり患者様の息止め時間の大幅な短縮が可能となります。またCT検査につきものである被ばく線量も、旧装置より様々な被ばく低減のソフトウェアと装置性能自体も改良され向上しています。そのため、現在当院でCT撮影時に使用している撮影線量も画質のクオリティーを落とさず、旧装置の時に比べて約43%低減することに成功しています。これにより、外来通院で定期的にCT検査を行う必要のある患者様も、従来より低く抑えた撮影線量でのCT検査が可能となっています。またIterative Model Reconstruction:IMRという最新鋭の画像処理技術も導入しており、今後様々な領域の診断能向上に寄与すると考えています。
心臓CT
