看護部紹介
3階東病棟
3階東病棟は、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科の病棟です。がんの手術や治療を中心に、周術期の管理や治療・ケアを医師や多職種で協働しながら提供しています。
乳がん看護認定看護師、皮膚排泄ケア認定看護師と連携し、専門的な知識と技術を活かし、術後のセルフケア支援やスキンケア、ストーマケア、ボディイメージへの支援など、患者様の身体的・心理的ニーズに対応しています。
さらに、緩和ケアチームとも連携し、がんによる痛みや不安、症状緩和にも積極的に取り組んでいます。治療と並行しながら、患者様が少しでも安心して日々を過ごせるよう、全人的なケアを心がけています。
外来部門、訪問看護との連携では、入院中だけでなく、退院後も安心して治療を継続出来る切れ目のない看護の提供を目指しています。
患者様一人ひとりに寄り添い、「その人らしく生きる」を支える看護を大切にしています。
ICU
ICU・CCU病棟は、手術後の全身管理や人工呼吸器を装着するような重篤な状態にある患者さんのケアを行う専門性の高い部署です。急な状態変化にも対応するため、観察力・判断力・技術力が求められますが、その分看護師としての成長を実感できる環境でもあります。日々、多職種と連携しながら、チームで患者さんやそのご家族に寄り添い「命を支える看護」にやりがいを感じながら奮闘しています。
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カンファレンスの風景
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多職種とも連携し定期的に病棟内で勉強会を行っています
4階東病棟
4階東病棟は女性専用病棟です。
そのため、産婦人科に限らず、外科・整形外科・消化器科など様々な疾患の方が入院します。『すべての女性とその家族のラ イフサイクルを支える』をモットーに、全ての女性に寄り添える看護提供を目指しています。
なかでも産科は総合周産期母子医療センターとしての役割を担い、病棟外来一元化で妊娠・分娩・産褥と切れ目のない支援の充実を目指し、助産師が主体となり多くの支援を行っています。また、婦人科は婦人科疾患の拠点病院として周手術期・化学療法・終末期看護など、退院後の生活を見据え、患者や家族と共に考え、その人らしさを大切にした看護を目指しています。
産婦人科に関わらず入院される女性が、その人らしい生活が送れるように切れ目のない支援・看護を大切に、日々看護実践を行っています。
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チームカンファレンスの様子
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産科は妊娠~産褥まで切れ目のないケアを提供できるよう、外来を一元化、助産外来や母乳外来を実施しています
NICU・GCU
NICU(新生児集中治療室)・GCU(移行期治療室)には早産児、低出生体重児、病気を抱えた新生児などが入院しており、当院で産まれた児だけではなく、道北や空知地域など広域から新生児の入院を24時間受け入れています。
救命治療だけではなく、FFC(ファミリーセンタードケア)にも力を入れて取り組んでいます。FFC(ファミリーセンタードケア)とはNICUにおいてご両親がお子さんと一緒に過ごせる時間を増やし、お子さんの治療やお世話に積極的に関わること、またそれらをサポートすることを言います。
治療がある中でもご両親がお子さんと触れ合い家族の時間を持つことができる、お子さんのお世話をすることができる環境づくりを大切にした家族ケアを実践しています。コロナ禍で中止していましたが、2025年よりおじいちゃんやおばあちゃん、きょうだいの面会も再開し、よりご家族での触れ合いの時間が持てるようなケアも行っています。
また退院後も安心して育児、生活ができるよう産後ケア訪問も行っています。NICU助産師による授乳指導や、育児相談、お子さんの発達・発育の支援し、切れ目ないケアの実践に取り組んでいます。
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退院が近くなってきたらお家をイメージしながらこのお部屋で育児練習をします。
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沐浴中の様子です。 さっぱりしたなぁ~( ´∀` )
5階東病棟

<セクション方針>
患者さんご家族にとっての最良の看護を(科の垣根をこえて)提供
心理的安全性が保障され、スタッフ個々の最大のパフォーマンスが発揮できる
多種多様な環境・変化を受け入れ時代のニーズに合わせた対応
→ペアを意識しコミュニケーションをとり看護の責任を果たす
<セクションの特徴>
「全科共有病床」がある!というのが特徴です。超高齢化社会の縮図のように、
様々な病態・症状の高齢患者さんが多く、緊急入院も多い病棟です。
以前は「こんなに緊急入院が昼夜問わず多くて大変」とマイナスイメージが強いスタッフが多かったのですが、専門病棟とのジョブローテーション、様々な科や治療の学習会、専門病棟への看護の見学などの取り組みを行い「色々な科の看護が学べる」「将来のキャリアに活かせる」「まさにこれからの時代の看護を先取りしている!」と前向きに看護に取り組むことができるようになりました。また、ペアリングを導入しペアで助け合いながら安全な看護相談しながら不安が少なく安心な看護へ取り組んでいます。「弱みを強みへ」の転換です。
『優しい看護』の理念のもと、「患者さんに寄り添いたい」という優しいスタッフが
働いています。一緒に看護を考え、実践していきましょう
<セクションの概要>
病床数 46床
診療科 消化器科(肝疾患中心)19床、皮膚科 4床、泌尿器科 5床
全科共有病床 18床
看護体制 固定チームナーシング ペアリング
夜勤体制 2交替、3交替のMIX(WLBに合わせた働き方)
教育体制 全体研修off-JTと部署内計画に沿ったOJTで支援体制を整えた育成
※多職種・院内のチームとの連携、カンファレンスの実施

5階西病棟
5階西病棟は、消化器内科の病棟です。
・吐下血や胆管炎などの炎症疾患による緊急の入院に対応しながら、手術前の検査治療、内視鏡的治療、化学療法などの積極的治療を行っています。
・がんと診断された直後から緩和ケアを実践しています。体や気持ちのつらさに寄り添いながらケアができる時間をつくれるようスタッフ同士で協力し、患者さんとご家族の思いがかなうように各部門と連携しています。
・認知機能が低下されている患者さんには、ユマニチュードの技術を用いて、安心してもらえるような関りを大切にしています。-
患者さんとの対話を大切にしています
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検査後 五感を働かせ、しっかり患者さんを看ています
6階東病棟
6階東病棟は、呼吸器内科、血液腫瘍内科、眼科の混合病棟です。高齢者や認知症者への看護をはじめ、抗がん剤治療や放射線治療、輸血療法など主に専門治療を行っています。血液内科は特に専門性が高く、院内で唯一無菌室が設置されています。安心・安全に抗がん剤治療を実践するため、副作用に対する看護も充実しています。治療を続けながら、患者さんやご家族の希望する生活が送れるよう、他職種や退院支援チームとの連携を図りながら支援しています。
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クリーンルーム
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抗がん剤治療風景
6階西病棟
6階西病棟は、循環器・代謝内科・泌尿器科の混合病棟です。入院患者さんは、高齢の患者さんが増加しており、日常生活の援助だけでなく、せん妄や認知症ケアを大切に看護しています。循環器科は、心臓カテーテル検査・治療に関する看護をはじめ、心臓リハビリや生活指導などを中心に関わりとしています。また、泌尿器科は周術期の看護や化学療法や緩和ケアなどの看護を中心に行っています。代謝内科は、糖尿病などの生活習慣病への生活指導を中心に関わりをもっています。何より、急性期から終末期まで幅広い分野で多くの知識や技術を学ぶことが出来ます。スタッフは、さまざまな年代が勤務しており、その中でも、様々な研修受講者や資格取得者が多く勤務しており、働きながら共に学べる職場です
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不整脈がでていないか心電図モニターを確認
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生活指導の風景
7階東病棟
7階東病棟は、整形外科、耳鼻咽喉科の混合病棟で、手術やがん治療を受ける患者さまを中心に急性期の医療を提供しています。高齢化が進み単身や高齢夫婦世帯が増える中でも、安心して手術やリハビリができ、不安なく退院後の生活が送れるように入院時より多職種と連携し、患者さんの思いに寄り添った看護を大切にしています。また、患者さまとその家族の意向を尊重し、各部門と連携を取り退院支援を行い、地域医療に貢献できる病棟を目指しています。
7階西病棟
7西病棟は小児病棟となっております。小児救急拠点病院として入院の受け入れを
24時間行っています。病棟スタッフは看護師、看護補助者、医療助手、保育士が在籍しており共にケアを実践しています。子どもたち一人ひとりのつらい症状や不安と向き合い、成長を捉えた関わりや、子育てに携わる方々と心を通い合わせ、寄り添うことを大切に、看護を提供しています。また、入院環境や子どもの付き添いに関する負担軽減に向けた取り組みも積極的に行っています。
手術室
患者さんにとって、心身ともにご負担のかかる治療である「手術」を安心して受けていただき、患者さんが一日も早く回復に向かうことができるよう、スタッフ一同一丸となって取り組んでおります。年間手術件数は3000件を超え、緊急手術にも対応しています。医師、臨床工学技士、放射線技師などの方々とのチームワークで、患者さんのためにひとつの大きなミッションをやりとげることは、手術室看護師の大きなやりがいです。手術前、手術後の患者さんの状態に目を向け、患者さんの心身の状態や個別的な背景を理解し、手術看護の質を向上できるよう努力しています。
人工透析室
透析は一生継続しなければならない治療です。透析室看護師は、専門的な知識と技術を必要とします。そのため日々、安心で安全な透析看護を実施できるように努力しています。維持透析患者さんは、様々な合併症を持つ方や高齢の方もおり、家族を含めどのように生活していきたいか、また長く通院する為の方法を日々話し合い、考えています。患者さんの意向に添えるよう医師、看護師、臨床工学技士を中心に多職種と連携しています。
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患者さんの思いを傾聴しています
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フットケア中
中央検査部門
中央検査部門は、胃カメラ、大腸カメラなどの内視鏡検査、心臓カテーテルなど血管造影検査、CTやMRI、PETなどの画像診断検査と放射線治療で関わらせていただいています。消化器内視鏡技師資格を持つ看護師、臨床工学技士で早期胃がんや大腸がんの粘膜下層剥離術、切除術や胆石、胆管癌の胆石除去、破砕術、ステント治療を数多く行っています。狭心症や急性心筋梗塞など緊急性の高い虚血性心疾患にバルーンによる拡張や、ステントを留置するカテーテル治療、不整脈治療での心臓ペースメーカも多く行っています。また、人間ドックでは内視鏡の太さが細い、経鼻内視鏡を用いて痛みの少ない胃がん健診も行っています。放射線治療では患者さんの副反応が少なく、治療が最後まで出来るよう日常生活サポートを通して優しい看護に努めています。患者さまの安全を第一に放射線技師、臨床工学技士と共に不安や苦痛が少なくなるよう検査・治療の提供に努めています。
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心臓血管カテーテル治療センター
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内視鏡センター
健康指導科
健診センターは総合病院に併設された健診施設として、北海道北部の健診に携わっています。「人間ドック」と「巡回健診」を行い、質の高い健診サービスを提供し、疾病の早期発見と予防に取り組んでいます。
人間ドックでは安全・安楽な検査の実施と生活習慣の改善、生活習慣病の予防のための保健指導を行っています。必要な方への受診勧奨などの事後フォローにも力を入れています。
巡回健診では道北各地域に赴き、地域住民の健診を行っています。
年に1回の健診も毎年受けていただければ継続的なかかわりとなります。受診者の方と
ともに健康について考え、病気の早期発見・治療回復を喜び合えるようサポートしていきたいと思っています。
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保健指導
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センター待合室
外来
外来は24診療科で一般外来のほかに専門分野ごとの特殊外来を設置し、一日平均受診者数は1000人程になります。
看護師は各科の診療体制に応じた人員配置のもと、医師の診療介助、患者さんの受診介助を行っています。総合周産期母子医療、がん診療連携拠点病院としての機能と役割を担っており、受診される患者さんに「最も信頼され選ばれる」病院を目指しています
患者さんが安心して通院治療が出来るよう、平日昼診療のみでなく夜間休日も救急急病医療体制処置を実践しています。
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総合案内
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処置室では、待ち時間短縮に向け日々努力しています