皮膚科
診療内容
当科は平成6年10月に現在の苗穂地区へ新築移転する際に新設科のひとつとして開設され、札幌医科大学皮膚科より初代医長として高橋が赴任しました。
当初は一人体制で診療を行っていましたが、患者数増加のため平成10年4月より2名体制となり、さらに平成20年4月より札幌医科大学より出張医1名が加わり3名体制で診療に当たっています。女性医師による診療を希望される患者さんに対しても対応しています。
当科の外来受診者数は別表に示すように平成21年までの過去11年間の年間平均外来受診者数は21,389人/年であり、受診患者さんの約90%は札幌市内およびその近郊ですが、残り10%は稚内や礼文などの遠方よりも受診され、又、他院からの紹介患者さんの35%は皮膚科以外の医院・病院からです。
紹介内容の約40%は診療・治療に関してで、次いで34%が手術および検査、その他が20%、セカンドオピニオン的紹介が6%です。
対象患者さんは男女、年齢あるいは病変の部位を問わず、又、対象疾患も特定の疾患には偏らず水虫、アトピー皮膚炎、蕁麻疹あるいはイボなどの一般的な皮膚疾患から基底細胞癌や悪性黒色腫などの皮膚悪性腫瘍(癌)の診断・治療(手術や化学療法)、膠原病や糖尿病など内科的な基礎疾患に伴う皮膚潰瘍や壊疽など他科との連携が必要な疾患を含め幅広く診療に当たっております。
特に外来初診の患者さんの問診や診察には時間をかけ、類似疾患を含めた病状、必要な検査や治療などの充分な説明を基本としており、診療終了後は外来看護師が患者さんの病状説明に対する理解度と治療内容や日常生活面での注意点などにつき再確認するよう努めています。
手術にも積極的に取り組んでおり、火曜日午後の全身麻酔手術を含め月曜日以外は毎日手術を行っています。平成21年の手術件数および外科処置数は341件、病理検査は90件で、手術疾患は母斑(ほくろ)、粉瘤、脂漏性角化症などの良性腫瘍から扁平上皮癌、基底細胞癌や悪性黒色腫などの皮膚癌ならびに熱傷や各種原因による下腿潰瘍に対して植皮術や皮弁形成手術を行っております。
又、局所麻酔手術であっても術後出血や感染の心配のある方、遠方のため翌日の来院が困難な方については1~2泊の入院手術にも対応しています。
一方、緊急性や重症度が高い患者さんの入院も積極的に受け入れております。平成21年の入院患者数は187件で、内訳は手術目的、帯状疱疹、薬疹、蜂窩織炎などが中心です。
特に、最近のストレス社会あるいは高齢化社会を反映しているためか年間約140-150名程度の帯状疱疹患者さんが外来受診されるため、急性期治療に重点を置き、重症度の高い患者さんに対しては積極的な入院加療を勧めておりますが合併症によっては眼科、耳鼻科、麻酔科あるいは神経内科などと連携した集学的治療を行っています。
又、平成19年4月より加賀谷医師によるケミカルピーリングを開始し、殊にニキビの跡に対する積極的な治療を行っています。又、更なる高度医療が必要とされるあるいは当科では対応できない難治な患者さんについては札幌医大病院や北海道大学病院を含めた他院へのコンサルテーショや紹介も行っています。
当初は一人体制で診療を行っていましたが、患者数増加のため平成10年4月より2名体制となり、さらに平成20年4月より札幌医科大学より出張医1名が加わり3名体制で診療に当たっています。女性医師による診療を希望される患者さんに対しても対応しています。
当科の外来受診者数は別表に示すように平成21年までの過去11年間の年間平均外来受診者数は21,389人/年であり、受診患者さんの約90%は札幌市内およびその近郊ですが、残り10%は稚内や礼文などの遠方よりも受診され、又、他院からの紹介患者さんの35%は皮膚科以外の医院・病院からです。
紹介内容の約40%は診療・治療に関してで、次いで34%が手術および検査、その他が20%、セカンドオピニオン的紹介が6%です。
対象患者さんは男女、年齢あるいは病変の部位を問わず、又、対象疾患も特定の疾患には偏らず水虫、アトピー皮膚炎、蕁麻疹あるいはイボなどの一般的な皮膚疾患から基底細胞癌や悪性黒色腫などの皮膚悪性腫瘍(癌)の診断・治療(手術や化学療法)、膠原病や糖尿病など内科的な基礎疾患に伴う皮膚潰瘍や壊疽など他科との連携が必要な疾患を含め幅広く診療に当たっております。
特に外来初診の患者さんの問診や診察には時間をかけ、類似疾患を含めた病状、必要な検査や治療などの充分な説明を基本としており、診療終了後は外来看護師が患者さんの病状説明に対する理解度と治療内容や日常生活面での注意点などにつき再確認するよう努めています。
手術にも積極的に取り組んでおり、火曜日午後の全身麻酔手術を含め月曜日以外は毎日手術を行っています。平成21年の手術件数および外科処置数は341件、病理検査は90件で、手術疾患は母斑(ほくろ)、粉瘤、脂漏性角化症などの良性腫瘍から扁平上皮癌、基底細胞癌や悪性黒色腫などの皮膚癌ならびに熱傷や各種原因による下腿潰瘍に対して植皮術や皮弁形成手術を行っております。
又、局所麻酔手術であっても術後出血や感染の心配のある方、遠方のため翌日の来院が困難な方については1~2泊の入院手術にも対応しています。
一方、緊急性や重症度が高い患者さんの入院も積極的に受け入れております。平成21年の入院患者数は187件で、内訳は手術目的、帯状疱疹、薬疹、蜂窩織炎などが中心です。
特に、最近のストレス社会あるいは高齢化社会を反映しているためか年間約140-150名程度の帯状疱疹患者さんが外来受診されるため、急性期治療に重点を置き、重症度の高い患者さんに対しては積極的な入院加療を勧めておりますが合併症によっては眼科、耳鼻科、麻酔科あるいは神経内科などと連携した集学的治療を行っています。
又、平成19年4月より加賀谷医師によるケミカルピーリングを開始し、殊にニキビの跡に対する積極的な治療を行っています。又、更なる高度医療が必要とされるあるいは当科では対応できない難治な患者さんについては札幌医大病院や北海道大学病院を含めた他院へのコンサルテーショや紹介も行っています。
(文責: 副院長 高橋博之)
目次
医師紹介
髙橋 博之
職名:副院長
卒業年次:昭和56年
認定資格等- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・指導医
- 臨床研修指導医
栁澤 健二
職名:主任部長
卒業年次:平成13年
認定資格等- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・指導医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
安食 さえ子
職名:医師
卒業年次:平成25年
認定資格等- 日本内科学会認定内科医
小栗 瑛実
職名:医師
卒業年次:平成28年
週間診療予定表
受付時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
午前 7時45分〜11時15分 | 栁澤 |
栁澤
※1 |
小栗 |
高橋(博)・栁澤
※1 ※2 |
栁澤
※1 |
小栗
※1 |
安食 |
安食
※1 |
小栗 | 安食 | |
高橋(博) |
小栗
※1 |
高橋(博) | 丸山 |
高橋(博)
※1 |
|
午後 12時〜15時 | 丸山 | 手術・検査 | 手術・検査 |
栁澤・中橋・安食
※3 |
小栗 |
安食 | 手術・検査 | 手術・検査 | 執行 | 古舘 | |
検査・手術 | 手術・検査 | 手術・検査 | — | — |
【お知らせ】
※1 診察は9:30からです
※2 木曜日午前 第2、4、5週 高橋医師 第1、3週 栁澤医師
※3 木曜日午後 第2、5週 栁澤医師 第1、4週 中橋医師 第3週→安食医師
※1 診察は9:30からです
※2 木曜日午前 第2、4、5週 高橋医師 第1、3週 栁澤医師
※3 木曜日午後 第2、5週 栁澤医師 第1、4週 中橋医師 第3週→安食医師
休診情報
- 3月22日(金):小栗医師休診