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C型肝炎のQ&A

質問C型肝炎ウイルスの感染はどうしておこるの?

回答
C型肝炎ウイルスの感染は、主として感染している人の血液が他の人の血液の中に入ることによって感染します。
以下のような場合に、感染が起こる可能性があります。
  • C型肝炎ウイルスが含まれている血液の輸血
  • (1992年以前の輸血は充分なC型肝炎ウイルスのチェックが行われていません)
  • C型肝炎ウイルスが含まれている血液による傷の汚染や針刺し事故
  • 注射針・注射器をC型肝炎ウイルスに感染している人と共用した場合
  • 適切な消毒を行わない入れ墨やピアスの穴あけ
  • C型肝炎ウイルスに感染している人と性交渉をもった場合(ただし非常にまれ)
常識的な社会生活の範囲ではC型肝炎ウイルスに感染する機会はほとんど無いと考えられます。

質問C型肝炎は本当に治るの?

回答
IFN治療によりC型肝炎ウイルスの完全駆除(著効:SVRと呼んでいます)が達成されれば肝臓の炎症は鎮静化し、肝臓の線維化も改善することが判っています。肝炎としては治癒と言ってもいいと思われます。
しかしながら完全に正常な肝臓に戻る訳ではなく、非常にまれではありますが、治療後10年以上を経て肝癌を発症する症例も経験しています。
C型肝炎ウイルスが完全に駆除されても、長期にわたり年1度の経過観察(血液検査・画像診断)が必要と考えています。

質問出産を考えているけれど…

回答
C型肝炎ウイルスの母子感染(垂直感染)は、我が国では約9%と報告されています。
残念ながら現在のところB型肝炎ウイルスのような予防措置はありません。
将来的に結婚・出産を考えられており、時間的な余裕がある場合は、あらかじめIFN治療を行いウイルス駆除することをお勧めします。

質問C型肝炎で治療中だけど、アルコールはどのくらいなら飲んでもいいの?

回答
C型肝炎ではアルコールは肝機能を増悪させて病状の進行を早め、また肝硬変では、アルコールが肝臓がんの発生を促進するとの報告があります。また常習飲酒家ではIFN治療の効果が悪いとの報告もあります。原則としてC型慢性肝炎や肝硬変の患者さんには禁酒をするようおすすめします。
しかし実際には、職業上の理由等のさまざまな事情を抱えている患者さんや、飲酒に対して独自の考えをお持ちの患者さんもいますので、病状によっては少量の飲酒を許可せざるをえない場合もあり、これは非常に難しい問題です。

質問C型肝炎ウイルスは陽性、肝機能は正常と言われたけど…

回答
肝機能が正常な場合でも定期的に血液の検査を受ける必要があります。また肝機能「正常」でも、実際は慢性肝炎が進行し治療が必要な場合もあります。
肝臓の炎症の指数ALTは施設間で正常値の設定が異なり(当院では4~44IU/Lが正常値)、最近の検討では真の正常値は女性では20IU/L以下、男性では30IU/L以下と考えられています。
またALTが正常の場合でも血小板数が15万/mm3以下の場合は肝臓の組織検査(肝生検)を行うと約45%の症例ですでに治療が必要なほど肝炎が悪化していたとの報告があります。
最近になり、「血清ALT正常C型肝炎症例に対する抗ウイルス治療ガイドライン」が新たに作成され、治療の方針を決める参考として用いられています。

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最終更新日:2011年05月19日

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