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手外科センターを開設しました

本宮先生

 手指に関して障害を呈する疾患は、腱鞘炎から手指切断外傷など、様々な疾患が存在します。手指の解剖は非常に繊細で、手指疾患の治療においては知覚・運動・整容の全てに注意を払って治療を行う必要があります。手指疾患に対して適切な治療がなされない場合、不可逆的かつ重度の機能障害が遺残します。また、手指切断や軟部欠損を伴う重度四肢外傷では、一般的な整形外科の知識や技術に加え、再接着や皮弁治療など整形外科の中でも特殊な知識と技術が必要とされます。

 日本手外科学会では手外科分野において専門的な知識と技術を有して治療を行える医師を「手外科専門医」と認定(全国で932名)しており、手外科専門医を有し手外科専門医を育てるための教育機関として当院は「手外科基幹研修病院」に認定(全国で436施設)されております。

 手外科領域における治療水準の向上ならびに研究と教育の充実を目指して、帯広厚生病院整形外科内に「手外科センター」を開設いたしました。手指の痛みや変形があっても、ひどい外傷だから、高齢だから、リウマチだから仕方ない、と諦めてしまっている方、一度外来にいらしてください。北海道大学整形外科と緊密な連携の下、長年培ってきた手外科の技術を駆使して治療に当たります。当手外科センターでは、上肢に関連したすべての疾患を対象としております。

手指一般外傷(骨折・脱臼・腱損傷)、切断指、四肢神経損傷、リウマチ手指変形、

難治性偽関節、四肢軟部欠損、関節拘縮、など。

 
 2019年4月より、手外科医3人体制で診療を行っております。

 整形外科 手外科センター         

 本宮真  センター長 日本手外科学会手外科専門医・代議員 北大整形非常勤講師    
 渡辺直也 リハビリテーション科部長 日本手外科学会手外科専門医
 亀田裕亮 整形外科医長 日本整形外科学会整形外科専門医


医学生・臨床研修医・手外科志望の先生へ

北海道内屈指の地域中核病院で、手外科治療に没頭してみませんか?

帯広市は農林業や製造・加工業などが盛んな十勝地方に位置し、時折手指切断をはじめとした重篤な労働災害が発生します。当院は管内唯一の3次救命センターを有しており、地域内の重度四肢外傷患者のほぼ100%が搬送されてきます。切断指再接着や重度軟部損傷に対する遊離組織再建などの治療を通して、一緒に手外科の知識と技術を研鑚していく先生を募集しています。また、臨床だけでなく、日常臨床から得られた知見を各学会や国内外の雑誌へ積極的に発表していく予定です。

研修年数:原則2年(延長や短縮も可)

研修目標:一般的な手外科手技の修得

マイクロを用いた血管神経縫合手技の修得

学会・論文発表

*北大整形外科との連携により、基礎および臨床研究の実施と学位取得も可能

 

問合せ:帯広厚生病院臨床研修センター 

e-mail: obihiro.kousei.rinsho@ja-hokkaidoukouseiren.or.jp

tel:0155-65-0101    fax:0155-65-0105

実績


<平成30年度>
手外科関連手術件数:約650件
切断指:20件(27指)
遊離皮弁:13件(前外側大腿皮弁5件、広背筋2件、趾組織移植1件 他)
手・指関節鏡:約50件


<平成29年度>
手外科関連手術件数:約600件
切断指:16件(20指)
遊離皮弁:14件(前外側大腿皮弁14件、尺骨動脈背側枝皮弁2件、趾組織移植2件 他)
手関節鏡:6件

過去実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

学会発表

<2019年(平成31年>
第31回日本肘学会  2019/2/9 小樽

肘関節側副靭帯修復を要した肘関節脱臼および肘関節脱臼骨折の治療成績
大本慎也、本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

尺骨近位部骨折を伴うリウマチ肘に対する人工肘関節置換術の治療成績
本宮真、渡辺直也、濱野博基、河村太介、岩崎倫政

第139回 北海道外傷研究会  2019/2/23 札幌

上腕骨近位粉砕骨折の髄内釘固定後転位症例に対して血管柄付き肩甲骨移植を行った1例
渡辺直也、本宮真、安井啓悟

第62回 日本手外科学会 2019/4/18~19 札幌

PIP関節内骨折に対して牽引型創外固定を併用した治療成績
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

「RA Hand -治療の現況-」 部分的手関節固定術
本宮真、渡辺直也、河村太介、濱野博基、松井雄一郎、岩崎倫政

第31回日本ハンドセラピィ学会 2018/4/20 東京

手外科疾患におけるハンドセラピィ長期化要因の検討
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

ICTを用いて屈筋腱修復後のハンドセラピィ支援を行った一例
大本慎也、本宮真、那須紫文、山本和洋、安井啓悟、岩渕達也

<2018年(平成30年)>

第134回 北海道整形災害外科学会 2018/2/3 札幌

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、山本和洋、川井康右、大本慎也、小石永、紺野拓也、安井啓悟

診断に苦慮した尖鋭な骨性隆起・遊離体を伴った有鉤骨骨軟骨腫の1例
坂崎太紀、本宮真、渡辺直也、袖山洋平、横田隼一、甲斐原拓真、紺野拓也、安井啓悟

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士における手外科関連合併症の認識度調査~
山本和洋、本宮真、渡辺直也、川井康右、大本慎也、小石永、安井啓悟、岩渕達也

手根骨高度掌側脱臼を伴う手関節リウマチ症例に対して人工関節置換術を施行した1例
袖山洋平、本宮真、渡辺直也、紺野拓也、河村太介、松井雄一郎、岩崎倫政、安井啓悟

第137回北海道外傷研究会  2018/2/24 札幌

上腕骨遠位端Coronal shear fractureの治療経験

~反省すべきDubberley type 2B症例の検討~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟

第61回日本手外科学会 2018/4/27 東京

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

橈骨遠位端骨折の掌側ロッキングプレートによる屈筋腱障害の早期症状
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

第30回日本ハンドセラピィ学会 2018/4/29 東京

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討−作業療法士における手外科関連合併症の認識度調査−
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

ハンドセラピイ患者における肩愁訴に関する検討
大本慎也、本宮真、山本和洋、川井康右、小石永、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也

第91回日本整形外科学術総会 2018/5/27 神戸  

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟、紺野拓也、岩崎倫政

脛骨遠位部骨折の治療成績
宮崎拓自、本宮真、紺野拓也、渡辺直也、安井啓悟、岩崎倫政

第49回 北海道作業療法学会 2018/6/9

手指外傷を契機としたPTSD症例の検討
大本慎也、本宮真、山本和洋、小石永、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也

第135回北海道整形災害外科学会 2018/6/23 旭川

尺骨近位部骨折を伴うリウマチ肘に対する人工肘関節置換術の治療成績
本宮真、渡辺直也、木村長三、濱野博基、河村太介、紺野拓也、安井啓悟

第5回 北海道手外科ハンドセラピィ研究会 2018/6/30 札幌

尺側偏位を呈したRA手指変形に対するFINE人工指関節置換術の1例
那須紫文、本宮真、大本慎也、山本和洋、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也、小石永

第30回道東リウマチ・膠原病談話会 2018/7/21 帯広

尺側偏位を呈したリウマチ手指変形に対する人工指関節置換術の1例 ~道東における上肢リウマチ手指変形治療の普及を目指して③~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟、紺野拓也、清水裕香、深谷進司

第67回 日本農村医学会学術総会  2018/10/11 東京

手外科疾患におけるリハビリテーション長期化要因の検討
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

第45回 日本マイクロサージャリー学会 2018/12/6 大阪

同一肢に複数回の遊離皮弁術を要した症例の検討
本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

上腕骨近位粉砕骨折の髄内釘固定後転位症例に対して血管柄付き肩甲骨移植を行った1例
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

過去学会発表実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

論文発表

<英文>

Absence of flexor carpi radialis identified during volar approach for fixation of distal radius fracture: a case report.
Irie T, Motomiya M, Iwasaki N.
BMC Res Notes. 2018 Apr 11;11(1):240. doi: 10.1186/s13104-018-3348-z.

Failed Reconstruction of the Extensor Pollicis Longus in a Patient with a Major Variation of the Extensor Indicis Proprius Tendon: A Case Report.
Matsumae G, Motomiya M, Iwasaki N.
J Hand Surg Asian Pac Vol. 2018 Mar;23(1):132-136. doi: 10.1142/S2424835518720062.

Blood Flow Changes in Subsynovial Connective Tissue on Contrast-Enhanced Ultrasonography in Patients With Carpal Tunnel Syndrome Before and After Surgical Decompression.
Motomiya M, Funakoshi T, Ishizaka K, Nishida M, Matsui Y, Iwasaki N.
J Ultrasound Med. 2018 Jul;37(7):1597-1604. doi: 10.1002/jum.14500. Epub 2017 Nov 24.


<和文>

ハンドセラピィ患者における肩関節障害の検討(解説)
Author:大本 慎也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 医療技術部作業療法技術科), 本宮 真, 渡辺 直也, 山本 和洋, 安井 啓悟, 岩渕 達也Source: 日本ハンドセラピィ学会誌 (1880-7380)11巻1号 Page19-23(2018.12)

高度挫滅・汚染を伴う四肢軟部組織欠損創に対する軟部組織再建の治療成績(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科手外科センター), 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)31巻2号 Page73-79(2018.06)

掌側ロッキングプレートに創外固定を併用した高エネルギー軸圧型typeC3型橈骨遠位端骨折の治療成績(原著論文)
Author:渡辺 直也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 岩崎 倫政
Source: 日本手外科学会雑誌 (2185-4092)34巻5号 Page748-751(2018.02)

橈骨矯正骨切り術中に破格筋Flexor Carpi Radialis Brevisを認めた1例(原著論文/症例報告)
Author:小林 英之(帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 紺野 拓也, 宮崎 拓自, 松居 祐樹, 松前 元, 鈴木 智亮, 安井 啓悟
Source: 北海道整形災害外科学会雑誌 (1343-3873)60巻1号 Page77-81

橈骨遠位端骨折に合併した高度不安定性を伴う舟状月状骨間解離の1例(原著論文/症例報告)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 安井 啓悟
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)34巻 Page55-61(2018.03)

農林産業地帯の地域中核病院における労働災害外傷治療症例の検討(原著論文)
Author:本宮 真(帯広厚生病院 整形外科・手外科センター), 渡辺 直也, 紺野 拓也, 安井 啓悟
Source: 日本農村医学会雑誌 (0468-2513)67巻1号 Page52-57(2018.05)

過去論文発表実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

講演会

<2019年(平成31年)>
第25回 日本手外科学会 春期教育研修会 2019/4/20 札幌

リウマチ治療新時代におけるリウマチ手関節に対する治療戦略 ~人工手関節置換術の位置づけ~

過去講演会実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

最終更新日:2019年05月08日

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