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手外科センターを開設しました

本宮先生
 手指に関して障害を呈する疾患は、腱鞘炎から手指切断外傷など、様々な疾患が存在します。手指の解剖は非常に繊細で、手指疾患の治療においては知覚・運動・整容の全てに注意を払って治療を行う必要があります。手指疾患に対して適切な治療がなされない場合、不可逆的かつ重度の機能障害が遺残します。また、手指切断や軟部欠損を伴う重度四肢外傷では、一般的な整形外科の知識や技術に加え、再接着や皮弁治療など整形外科の中でも特殊な知識と技術が必要とされます。
 日本手外科学会では手外科分野において専門的な知識と技術を有して治療を行える医師を「手外科専門医」と認定(全国で1023名)しており、手外科専門医を有し手外科専門医を育てるための教育機関として当院は「手外科基幹研修病院」に認定されております。(2022/4/30時点)
 手外科領域における治療水準の向上ならびに研究と教育の充実を目指して、2017年4月に帯広厚生病院整形外科内に「手外科センター」を開設しました。手指の痛みや変形があっても、ひどい外傷だから、高齢だから、リウマチだから仕方ない、と諦めてしまっている方、一度外来にいらしてください。北海道大学整形外科と緊密な連携の下、長年培ってきた手外科の技術を駆使して治療に当たります。当手外科センターでは、上肢に関連したすべての疾患だけでなく、壊死による広範囲軟部組織欠損創なども治療対象としております。
手指一般外傷(骨折・脱臼・腱損傷)、切断指、四肢神経損傷、リウマチ手指変形、
難治性偽関節、四肢軟部組織欠損、関節拘縮、など。
 手の治療は手外科医のみでは良好な機能を獲得できません。術後に長期間に及ぶ綿密なリハビリテーションが重要です。当院では手外科医と手のリハビリを専門に行う作業療法士(ハンドセラピスト)がチームとなって、手の治療にあたります。
 
当院のハンドセラピストは、日々の臨床だけでなく臨床研究も手外科医と一緒に行っております。より良い手外科リハビリテーションを目指して、全国の学会に積極的に参加・発表を行っています。
 
 
現在、手外科医3人体制で診療を行っております。
 
整形外科 手外科センター         
 本宮真  センター長 兼 リハビリテーション科主任部長 
日本手外科学会手外科専門医・代議員     
 太田光俊 整形外科医長 日本整形外科学会整形外科専門医
 下田康平 整形外科医長 日本整形外科学会整形外科専門医
 

医学生・臨床研修医・手外科志望の先生へ

 北海道内屈指の地域中核病院で、手外科治療に没頭してみませんか?
 帯広市は農林業や製造・加工業などが盛んな十勝地方に位置し、時折手指切断をはじめとした重篤な労働災害が発生します。当院は管内唯一の3次救命センターを有しており、地域内の重度四肢外傷患者のほぼ100%が搬送されてきます。切断指再接着や重度軟部損傷に対する遊離組織再建などの治療を通して、一緒に手外科の知識と技術を研鑚していく先生を募集しています。また、臨床だけでなく、日常臨床から得られた知見を各学会や国内外の雑誌へ積極的に発表していく予定です。
 
研修年数:原則2年(延長や短縮も可)
研修目標:一般的な手外科手技の修得
マイクロを用いた血管神経縫合手技の修得
学会・論文発表
*北大整形外科との連携により、基礎および臨床研究の実施と学位取得も可能
 
問合せ:帯広厚生病院臨床研修センター 
e-mail: obihiro.kousei.rinsho@ja-hokkaidoukouseiren.or.jp
〒080-0024 帯広市西14条南10丁目1番地
tel:0155-65-0101    fax:0155-65-0105
 

当センターにおける研究の現在のメインテーマ

安全で簡便な遊離皮弁術の確立
  重度四肢外傷や四肢壊死性疾患などによる軟部組織欠損の治療において、遊離組織移植が有用な治療と考えられています。しかし、マイクロサージャリーの技術を必要とする煩雑な治療であり、遊離皮弁を積極的に行うことは初学者には難しいとされております。当科ではオリジナルの血管吻合法(Microscopic Parachute End-To-Side法; MPETS法)を導入し、安定した遊離皮弁の成績を残しております。血管吻合によるトラブルはほとんど認めなくなりました。これにより治療成績が向上しただけでなく、技術の継承を容易にできると考えております。
本方法を全国・全世界に発信すべく、日々研究を継続しております。
 
MPETS法

-Motomiya M, et al. 2020 J Plast Reconstr Aesthet Surg.より (Free article; 動画視聴可)

農業労働災害対策
 十勝地域は日本で有数の農業の盛んな地域でありますが、同時に農業関連の労働災害が多い地域でもあります。農業機械による巻き込まれ事故は、手指切断や高度挫滅損傷となることに加えて、土壌汚染も伴うことから、再建が困難な外傷の1つとなっております。多くの農家が個人経営で行われていることから、農業は他業種に比べて安全対策が進めにくいと考えらえれています。当院では、農業関連外傷の治療成績の向上を目指すだけでなく、医療従事者の視点からの受傷状況や受傷内容の調査を行い臨床データを利用した臨場感のある安全啓発に取り組んでおります。また、受傷患者の職業復帰状況を調査することで、農業と治療の両立を目指した治療計画の策定にも取り組んでおります。
受賞歴
・令和1年度 日本農村医学会 帯広厚生病院優秀演題賞 那須紫文(作業療法士)「農業従事者における手外科外傷後の職業復帰状況の調査」
 
・令和2年度 日本農村医学会 帯広厚生病院優秀演題賞 山本和洋(作業療法士)「手外科外傷患者における復職状況の調査 −農家と他職種の比較−」
 
研究資金獲得
 ・H29年度 JA共済連委託研究 本宮真 「十勝地域における農業労働災害対策~医療現場からの観点での検討と対策~」

実績


<平成30年度>
手外科関連手術件数:約650件
切断指:20件(27指)
遊離皮弁:13件(前外側大腿皮弁5件、広背筋2件、趾組織移植1件 他)
手・指関節鏡:約50件


<平成29年度>
手外科関連手術件数:約600件
切断指:16件(20指)
遊離皮弁:14件(前外側大腿皮弁14件、尺骨動脈背側枝皮弁2件、趾組織移植2件 他)
手関節鏡:6件

過去実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

学会発表

<2019年(平成31年>
第31回日本肘学会  2019/2/9 小樽

肘関節側副靭帯修復を要した肘関節脱臼および肘関節脱臼骨折の治療成績
大本慎也、本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

尺骨近位部骨折を伴うリウマチ肘に対する人工肘関節置換術の治療成績
本宮真、渡辺直也、濱野博基、河村太介、岩崎倫政

第139回 北海道外傷研究会  2019/2/23 札幌

上腕骨近位粉砕骨折の髄内釘固定後転位症例に対して血管柄付き肩甲骨移植を行った1例
渡辺直也、本宮真、安井啓悟

第62回 日本手外科学会 2019/4/18~19 札幌

PIP関節内骨折に対して牽引型創外固定を併用した治療成績
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

「RA Hand -治療の現況-」 部分的手関節固定術
本宮真、渡辺直也、河村太介、濱野博基、松井雄一郎、岩崎倫政

第31回日本ハンドセラピィ学会 2018/4/20 東京

手外科疾患におけるハンドセラピィ長期化要因の検討
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

ICTを用いて屈筋腱修復後のハンドセラピィ支援を行った一例
大本慎也、本宮真、那須紫文、山本和洋、安井啓悟、岩渕達也

<2018年(平成30年)>

第134回 北海道整形災害外科学会 2018/2/3 札幌

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、山本和洋、川井康右、大本慎也、小石永、紺野拓也、安井啓悟

診断に苦慮した尖鋭な骨性隆起・遊離体を伴った有鉤骨骨軟骨腫の1例
坂崎太紀、本宮真、渡辺直也、袖山洋平、横田隼一、甲斐原拓真、紺野拓也、安井啓悟

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士における手外科関連合併症の認識度調査~
山本和洋、本宮真、渡辺直也、川井康右、大本慎也、小石永、安井啓悟、岩渕達也

手根骨高度掌側脱臼を伴う手関節リウマチ症例に対して人工関節置換術を施行した1例
袖山洋平、本宮真、渡辺直也、紺野拓也、河村太介、松井雄一郎、岩崎倫政、安井啓悟

第137回北海道外傷研究会  2018/2/24 札幌

上腕骨遠位端Coronal shear fractureの治療経験

~反省すべきDubberley type 2B症例の検討~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟

第61回日本手外科学会 2018/4/27 東京

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

橈骨遠位端骨折の掌側ロッキングプレートによる屈筋腱障害の早期症状
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

第30回日本ハンドセラピィ学会 2018/4/29 東京

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討−作業療法士における手外科関連合併症の認識度調査−
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

ハンドセラピイ患者における肩愁訴に関する検討
大本慎也、本宮真、山本和洋、川井康右、小石永、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也

第91回日本整形外科学術総会 2018/5/27 神戸  

手外科リハビリ期間中に生じた合併症の検討~作業療法士への手外科教育の重要性~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟、紺野拓也、岩崎倫政

脛骨遠位部骨折の治療成績
宮崎拓自、本宮真、紺野拓也、渡辺直也、安井啓悟、岩崎倫政

第49回 北海道作業療法学会 2018/6/9

手指外傷を契機としたPTSD症例の検討
大本慎也、本宮真、山本和洋、小石永、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也

第135回北海道整形災害外科学会 2018/6/23 旭川

尺骨近位部骨折を伴うリウマチ肘に対する人工肘関節置換術の治療成績
本宮真、渡辺直也、木村長三、濱野博基、河村太介、紺野拓也、安井啓悟

第5回 北海道手外科ハンドセラピィ研究会 2018/6/30 札幌

尺側偏位を呈したRA手指変形に対するFINE人工指関節置換術の1例
那須紫文、本宮真、大本慎也、山本和洋、渡辺直也、安井啓悟、岩渕達也、小石永

第30回道東リウマチ・膠原病談話会 2018/7/21 帯広

尺側偏位を呈したリウマチ手指変形に対する人工指関節置換術の1例 ~道東における上肢リウマチ手指変形治療の普及を目指して③~
本宮真、渡辺直也、安井啓悟、紺野拓也、清水裕香、深谷進司

第67回 日本農村医学会学術総会  2018/10/11 東京

手外科疾患におけるリハビリテーション長期化要因の検討
山本和洋、本宮真、大本慎也、安井啓悟、岩渕達也

第45回 日本マイクロサージャリー学会 2018/12/6 大阪

同一肢に複数回の遊離皮弁術を要した症例の検討
本宮真、渡辺直也、岩崎倫政

上腕骨近位粉砕骨折の髄内釘固定後転位症例に対して血管柄付き肩甲骨移植を行った1例
渡辺直也、本宮真、岩崎倫政

過去学会発表実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

論文発表

<英文>
Blood flow distribution after end-to-side anastomosis with wide arteriotomy in extremity free flap surgery.
Motomiya M, Watanabe N, Nakamura S, Kameda Y, Kawamura D, Iwasaki N.
J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2021 Oct;74(10):2495-2503. doi: 10.1016/j.bjps.2021.03.022. Epub 2021 Mar 28.
 
Functional reconstructions using only ulnar nerve and ulnar nerve-innervated muscles for traumatic musculocutaneous, median and radial nerve palsies.
Motomiya M, Watanabe N, Kawamura D, Iwasaki N.
BMJ Case Rep. 2021 Aug 20;14(8):e242951. doi: 10.1136/bcr-2021-242951.
 
Patient characteristics affecting knowledge of the possibility of surgical reconstruction for rheumatoid hand and wrist deformities.
Motomiya M, Nishimoto N, Urita A, Kawamura D, Shimizu Y, Iwasaki N.
Mod Rheumatol. 2020 Jul 20:1-7. doi: 10.1080/14397595.2020.1790779.
 
Reliable free flaps using the microscopic parachute end-to-side technique in severe extremity injuries.
Motomiya M, Watanabe N, Kawamura D, Yasui K, Adachi A, Iwasaki N.
J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2020 Dec;73(12):2239-2260. doi: 10.1016/j.bjps.2020.05.022. Epub 2020 May 19.
 
Atypical osteochondroma of the hamate that presented clinically as carpal tunnel syndrome: report of an extremely rare case and literature review.
Motomiya M, Sakazaki T, Iwasaki N.
BMC Musculoskelet Disord. 2020 Apr 13;21(1):231. doi: 10.1186/s12891-020-03272-8.
 
Absence of flexor carpi radialis identified during volar approach for fixation of distal radius fracture: a case report.
Irie T, Motomiya M, Iwasaki N.
BMC Res Notes. 2018 Apr 11;11(1):240. doi: 10.1186/s13104-018-3348-z.
 
Failed Reconstruction of the Extensor Pollicis Longus in a Patient with a Major Variation of the Extensor Indicis Proprius Tendon: A Case Report.
Matsumae G, Motomiya M, Iwasaki N.
J Hand Surg Asian Pac Vol. 2018 Mar;23(1):132-136. doi: 10.1142/S2424835518720062.
 
Blood Flow Changes in Subsynovial Connective Tissue on Contrast-Enhanced Ultrasonography in Patients With Carpal Tunnel Syndrome Before and After Surgical Decompression.
Motomiya M, Funakoshi T, Ishizaka K, Nishida M, Matsui Y, Iwasaki N.
J Ultrasound Med. 2018 Jul;37(7):1597-1604. doi: 10.1002/jum.14500. 
 
"Half-folded" pedicled scapular bone flap for nonunion after humeral neck fracture: A case report.
Matsumae G, Motomiya M, Watanabe N, Iwasaki N.
Microsurgery. 2017 Sep;37(6):689-693. doi: 10.1002/micr.30175. 
<和文>
北海道における手外科・肘関節外科治療の現状と課題 軟部組織欠損を伴う重度上肢外傷に対する治療戦略(解説)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也
Source: 北海道整形災害外科学会雑誌 (1343-3873)62巻2号 Page84-91(2021.)
 
【手外科と労災】農村における手外科外傷(解説/特集)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科手外科センター), 渡辺 直也
Source: 臨床整形外科 (0557-0433)56巻7号 Page899-904(2021.07)
 
軟部組織再建を要した手背挫滅損傷の検討(原著論文)
Author:亀田 裕亮(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科手外科センター), 本宮 真, 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)34巻3号 Page124-131(2021.09)
 
重度局所麻酔薬中毒の経験 緊急対処マニュアル策定の重要性(原著論文/症例報告)
Author:小林 悠人(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 池島 雄太, 岡田 麻里絵, 安井 啓悟, 岩崎 倫政
Source: 整形・災害外科 (0387-4095)64巻6号 Page807-812(2021.05)
 
四肢遊離皮弁術に対する顕微鏡下parachute端側吻合法の有用性(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科手外科センター), 渡辺 直也, 河村 太介, 安井 啓悟, 安達 昭, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)34巻1号 Page22-27(2021.03)
 
手外科疾患におけるハンドセラピィ長期化要因の検討(原著論文)
Author:山本 和洋(JA北海道厚生連帯広厚生病院 作業療法技術科), 本宮 真, 渡辺 直也, 大本 慎也, 安井 啓悟, 岩渕 達也
Source: 日本ハンドセラピィ学会誌 (1880-7380)13巻1号 Page38-42(2021.02)
 
指部軟部欠損創に対する遊離皮弁の治療成績-静脈吻合における顕微鏡下parachute端側吻合法の有用性(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 手外科センター), 渡辺 直也, 亀田 裕亮, 河村 太介, 岩崎 倫政
Source: 日本手外科学会雑誌 (2185-4092)37巻2号 Page128-132(2020.12)
 
ハンドセラピィ終了後に疼痛による手の不使用から関節可動域の悪化を生じた1例(原著論文/症例報告)
Author:木村 謙介(JA北海道厚生連帯広厚生病院 医療技術部作業療法技術科), 大本 慎也, 山本 和洋, 那須 紫文, 本宮 真, 渡辺 直也, 亀田 裕亮
Source: 帯広厚生病院医誌 (1344-3402)22巻 Page13-16(2020.03)
 
ICTを用いてハンドセラピィ支援を行った手指屈筋腱修復術後の一例(原著論文/症例報告)
Author:大本 慎也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 医療技術部作業療法学科), 本宮 真, 山本 和洋, 那須 紫文, 岩渕 達也, 安井 啓悟
Source: 日本ハンドセラピィ学会誌 (1880-7380)12巻2号 Page87-90(2020.03)
 
尺骨近位部骨折を伴うリウマチ肘に対する人工肘関節置換術の治療成績(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 濱野 博基, 河村 太介, 岩崎 倫政
Source: 日本肘関節学会雑誌 (1349-7324)26巻2号 Page230-233(2019.12)
 
肘関節側副靱帯修復術を要した脱臼および脱臼骨折の治療成績(原著論文)
Author:大本 慎也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 医療技術部作業療法技術科), 本宮 真, 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本肘関節学会雑誌 (1349-7324)26巻2号 Page99-102(2019.12)
 
同一肢に2回の遊離皮弁術を要した症例の検討(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)32巻2号 Page65-72(2019.06)
 
上腕骨遠位端Coronal shear fractureの治療経験 反省すべきDubberley type 2B症例の検討(原著論文/症例報告)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 安井 啓悟
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)35巻 Page11-15(2019.03)
 
十勝地域における農業労働災害対策 医療現場からの観点での検討と対策(原著論文)
Author:本宮 真(帯広厚生病院 整形外科), 安井 啓悟, 渡辺 直也
Source: 共済エグザミナー通信 44号 Page14-18(2019.04)
 
ハンドセラピィ患者における肩関節障害の検討(解説)
Author:大本 慎也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 医療技術部作業療法技術科), 本宮 真, 渡辺 直也, 山本 和洋, 安井 啓悟, 岩渕 達也
Source: 日本ハンドセラピィ学会誌 (1880-7380)11巻1号 Page19-23(2018.12)
 
高度挫滅・汚染を伴う四肢軟部組織欠損創に対する軟部組織再建の治療成績(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科手外科センター), 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)31巻2号 Page73-79(2018.06)
 
掌側ロッキングプレートに創外固定を併用した高エネルギー軸圧型typeC3型橈骨遠位端骨折の治療成績(原著論文)
Author:渡辺 直也(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 岩崎 倫政
Source: 日本手外科学会雑誌 (2185-4092)34巻5号 Page748-751(2018.02)
 
橈骨矯正骨切り術中に破格筋Flexor Carpi Radialis Brevisを認めた1例(原著論文/症例報告)
Author:小林 英之(帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 紺野 拓也, 宮崎 拓自, 松居 祐樹, 松前 元, 鈴木 智亮, 安井 啓悟
Source: 北海道整形災害外科学会雑誌 (1343-3873)60巻1号 Page77-81
 
橈骨遠位端骨折に合併した高度不安定性を伴う舟状月状骨間解離の1例(原著論文/症例報告)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 安井 啓悟
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)34巻 Page55-61(2018.03)
 
農林産業地帯の地域中核病院における労働災害外傷治療症例の検討(原著論文)
Author:本宮 真(帯広厚生病院 整形外科・手外科センター), 渡辺 直也, 紺野 拓也, 安井 啓悟
Source: 日本農村医学会雑誌 (0468-2513)67巻1号 Page52-57(2018.05)
 
外傷後の下腿軟部組織欠損創に対する後脛骨動脈穿通枝プロペラ皮弁の治療経験(原著論文)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也, 岩崎 倫政
Source: 日本マイクロサージャリー学会会誌 (0916-4936)30巻1号 Page20-26(2017.03)
 
治療に難渋した肘Terrible Triad損傷を合併したEssex-Lopresti Lesionの1例(原著論文/症例報告)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院), 渡辺 直也, 安井 啓悟, 岩崎 倫政
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)33巻 Page23-27(2017.03) 
 
外傷性PIP関節拘縮に対し創外固定器による伸延関節授動を行った1例(原著論文/症例報告)
Author:渡辺 直也(JA北海道厚生連帯広厚生病院), 本宮 真, 安井 啓悟
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)33巻 Page29-32(2017.03)
 
脛骨開放Pilon骨折術後、感染をきたし再手術を要した一例(原著論文/症例報告)
Author:宮崎 拓自(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 本宮 真, 細川 吉暁, 吉田 朋世, 紺野 拓也, 渡辺 直也, 安井 啓悟
Source: 北海道整形外科外傷研究会会誌 (0914-6083)33巻 Page69-72(2017.03)
 

教科書

 【「新人ナース応援号」ポイント厳選!ここだけ覚える 整形外科の疾患イラストノート 上肢・脊椎・骨粗鬆症編】上肢の疾患 舟状骨骨折・手指骨折(解説/特集)
Author:本宮 真(帯広厚生病院 整形外科手外科センター)
Source: 整形外科看護 (1342-4718)26巻5号 Page451-456(2021.05)
 
【肘関節脱臼・骨折 私の治療法】橈骨頭骨折・尺骨鉤状突起骨折(解説/特集)
Author:本宮 真(JA北海道厚生連帯広厚生病院 整形外科), 渡辺 直也
Source: Orthopaedics (0914-8124)34巻6号 Page67-76(2021.06)
 
「屈指症・斜視症」 p529-530 「手・指切断傷」p515-517
本宮真 
今日の整形外科治療指針 第8版 土屋弘行ら編 医学書院 2021
 
「指・肢切断」p.267-273「神経損傷:腕神経叢麻痺」p.385-392
本宮真
手・肘の外科 診断と治療のすべて 岩崎倫政編 MEDICAL VIEW 2021.
 
【末梢神経障害・損傷の修復と再建術】
上位型腕神経叢麻痺に対する尺骨神経部分移行術による肘屈曲再建法  
上位型腕神経叢損傷に対する副神経移行術・上腕三頭筋枝移行術による肩関節機能再建法
本宮真
OS Nexus 17 2019年
 
手関節周辺の疼痛
本宮真 岩崎倫政
今日の臨床サポート (Elsevier; Webテキスト)
 
【切って集めて、自分だけのノートをつくろう!ポイントだけをまとめた整形外科疾患ファイル 上肢・脊椎編】 舟状骨骨折・手指骨折(解説/特集)
本宮真
整形外科看護 23巻5号 Page463-468(2018.05)
 

講演会

<2019年(平成31年)>
第25回 日本手外科学会 春期教育研修会 2019/4/20 札幌

リウマチ治療新時代におけるリウマチ手関節に対する治療戦略 ~人工手関節置換術の位置づけ~

過去講演会実績は下記のPDFにてご閲覧いただけます。

最終更新日:2022年04月18日

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